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口呼吸は肌に悪い?呼吸法から肌を健康にするテクニック

公開日:2016/01/21 / 最終更新日:2016/01/21

城野 親徳城野 親徳総院長

最近日本人に増えているといわれている口呼吸。
実は口呼吸は、百害あって一利なしだおいうことをご存知でしたか?
健康や美容のことを考えるのなら、鼻呼吸で過ごすことが大切です。

なぜ口呼吸は良くないの?

口呼吸が及ぼす健康への影響は以下の通り。
・虫歯になりやすくなる
・ウィルスに感染しやすくなる
・アレルギー発症リスクが上がる

美容にも以下のような悪影響を及ぼします。
・顎や顔がたるむ
・歯並びの悪化
・老化が早まる

また最近増えている「アデノイド顔貌」になるリスクもあります。
アデノイド顔貌とは、前歯が出っ張り唇が厚く、顎が後退してしまう顔つきのことです。子供のころから長年口呼吸を続けてきた方に多く見られる特徴です。

鼻呼吸に切り替えよう!

今からでも鼻呼吸に切り替えるのは遅くありません。鼻呼吸を行うことで、体を内側から健康に変えていくことができるのです。では、鼻呼吸を行うことでどのようなメリットが得られるのでしょうか。

・顔のたるみ予防
口呼吸を行うと口周りの筋肉が緩んで二重あごになったり、ほうれい線ができやすくなったりします。鼻呼吸に切り替えることで、口元を引き締める筋肉を鍛えることができ、顔のシェイプアップに繋がります。

・歯が美しく健康になる
口呼吸を続けていると、口の中が乾燥し雑菌が繁殖しやすい状態になります。その結果、口臭や虫歯といった口腔トラブルが発生しやすくなってしまうのです。鼻呼吸を行うことで、口内が唾液で潤うため、口臭や虫歯を防ぐことができます。歯は、見た目だけでなく、健康にも深く関係していますので、鼻呼吸を行い口の健康を意識するようにしましょう。

・乾燥やトラブルを防ぎ美肌効果UP
口呼吸を止めることで、口内が乾燥するのを防ぎ、肌の潤いアップにもつながります。また、鼻呼吸を行うことで肺にウィルスや菌が入り込むのを防ぐことにもつながり、免疫力が向上します。そのため肌が強くなり、肌トラブル予防にもつながるのです。

・顔だちを整える
長い間口呼吸を行うと、歯並びが悪くなり顎が後退してしまいます。その結果、顔だちが全体にボヤッとした印象になってしまうのです。一説によると鼻呼吸を行う人は鼻筋が通り鼻が高くなるといわれています。

鼻呼吸を行うコツ

ずっと口呼吸を続けてきた方が、いきなり鼻呼吸に切り替えるのは簡単ではありません。まずは口を閉じて鼻で呼吸することを意識しましょう。そして正しい位置に舌をおくことも大切です。
口呼吸を行っている方は、舌が下側の歯に落ちてしまっていることが多いのです。この状態が続くと、舌が内側から歯を押し出すため歯並びが悪くなってしまいます。正しい舌の位置は、上前歯の少し手前。上あごに舌がくっついた状態を意識するようにしましょう。

常に鼻が詰まっているため鼻呼吸ができないという場合は、一度耳鼻咽喉科を受診しましょう。アレルギー性鼻炎や蓄膿症が原因になっている場合もあります。
また口を閉じることができないという場合は、歯並びが原因かもしれません。その場合は矯正歯科を受診することをオススメします。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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