「スキンケアのために」基礎化粧品を使う順番を気にかけている人は多いと思いますが、メイクの順番も肌への負担を減らすには重要なことだと知っているでしょうか。

間違った順序でメイクを行うと、肌にかかる負担もつよくなり肌荒れや老け顔の原因になってしまいます。
ここで、肌の負担を減らすための正しいメイクの順番をおさらいしておきましょう。

おさらい必須！正しいメイクの順番

・下地
メイク前の準備は、洗顔だけでは終わりません。
洗顔後には化粧水を塗り、日焼け止め、化粧下地、コンシーラーの順に肌にのせていきましょう。
「日焼け止めを使うから化粧下地は使わない」という人も中に入るかもしれません。しかし、化粧下地を使わない」という人も中に入るかもしれません。しかし、化粧下地を使わないとファンデーションが毛穴に詰まりやすくなかなかメイクが落ちず、クレンジングの際に強い摩擦などを与える原因になるのです。

日焼け止めと化粧品が一緒になっている商品もありますので、化粧下地は必ず使うようにしましょう。化粧下地の次は、肌のくすみなどの気になる部分にコンシーラーなどを使っていきます。全ての下地を終えてから、ベースメイクに移るようにしてください。

・ベースメイクの作り方
ファンデーションやフェイスパウダーは、塗る順番によって「老け顔メイク」になってしまうことがあります。
ファンデーションは、頬・額など範囲の広いところから塗っていき、鼻や口周りへと伸ばす塗り方が好ましいです。
このとき、口周りに厚くファンデーションを塗ると、よれ崩れやすくなってしまいます。フェイスパウダーは、Ｔゾーンからのせていき、頬や口周りは薄めに使うようにしましょう。フェイスパウダーを使うとマット肌になり、大人びた印象をあたえることもできますが、使いすぎると老けた印象をもたれてしまうので、薄付きに抑えることをオススメします。

・アイライン、アイメイク
目元の皮膚は薄く、摩擦を生まずにメイクをする必要があります。
何度も化粧直しをしなくても済むように肌に馴染めせて不自然な印象を生まないことがポイントです。「アウシャドウ・アイライン・マスカラ・アイライン」の順でメイクをしている人も多いのではないでしょうか。この順番でメイクをしていくと、目元がくっきりしすぎて顔全体がのっぺりとした印象になります。アイラインはくっきりと描きすぎず、シャドウでぼかしてグラデーションの一部に溶け込ませましょう。
またチップで強くこすると肌に摩擦を与えてしまうので、いくつかの配色を重ねる場合はブラシを使うことをオススメします。

メイクの順番を守ると、肌への負担を減らすだけでなく若々しい印象を与えることができます。既に化粧による負担で肌がたるんだり、色素沈着やシミができてしまっている場合は、一度美容皮膚科に相談し、施術を受けるのもオススメです。たるみやシワなどを生まないためにも、毎日のメイクは慎重に丁寧に行うようにしましょう。