汗が肌に与える影響と心がけたいケア
公開日:2015/07/14 / 最終更新日:2024/04/01
夏は汗をかきやすい季節でね。
女性には汗をかくことを嫌う人も多いですが、汗をかくこと自体は大切なことです。汗には体温を調節したり、皮脂と混ざり合うことで肌を守る皮脂膜を作ったりするために欠かせないもの。
でも汗をかいたあとは、しっかりとケアしないと肌に様々な悪影響を及ぼしてしまうことも。
今回は、汗が肌に与える影響と汗をかいたあとに心がけたいケアについてお伝えします。
夏の汗が肌に与える影響とは?
汗が肌に与える影響として、まずは汗をかくことで肌がふやけて傷つきやすくなるということが挙げられます。お風呂に長時間入っていると手の指がふやけることがあると思います。あれは角質層が水分を含んで膨張するから。ほかの部分の肌も、汗などで濡れた状態が続くと水分を含んで柔らかくなり、ちょっとした刺激で傷つきやすくなってしまいます。
また、汗が蒸発するときには、肌に含まれる水分も一緒に奪われてしまいます。汗をかくたびに一緒に肌の水分も失われ、乾燥しやすくなるのです。さらに、汗はメイクや日焼け止めを落としてしまう原因にも。せっかく紫外線対策したつもりでも、汗で流れてしまっては効果が得られなくなってしまいます。
夏に心がけたい「汗をかいたあとのケア」は?
汗をかくこと自体よりも、汗をかいてそのままにしておくことが問題になります。「すぐ乾くから」と思わずに、汗をかいたらきちんと拭き取るようにしましょう。
ただし汗でふやけた肌をとても傷つきやすい状態。こすったり強く押したりするのはNGです。清潔なタオルでそっとおさえるようにして汗を吸い取りましょう。
汗をかくことで肌が乾燥しやすくなるので、お肌へのうるおい補給も大切です。この時期はどうしても美白ケアにばかり注目しがちですが、保湿ケアもしっかりと行うようにしてください。
日焼け止めは、汗をかくと落ちてしまうので、小まめに塗りなおして紫外線対策を万全にすることも忘れずに。
夏は、どうしても汗をかいてしまうもの。美肌を守るためには、汗をかいたあとのケアが大切です。きちんとケアを心がけて、夏の肌を健やかな状態に保ちましょう。