顔のタイプで老け方が違う!? 表情筋を鍛えて老化を防止
公開日:2019/02/09 / 最終更新日:2022/05/27
肌の弾力やハリを保っていつまでも若々しくいるためには、老化が目立ちやすいポイントに合わせたケアが重要です。
今回は顔のタイプで異なる老け方や老化を防ぐ方法についてご紹介しますので、エイジングケアの参考にしてください。
顔の形で変わる老化サイン
輪郭は骨格や筋肉、脂肪などによって作られるため、顔の形によってシワやたるみが起こる部分も異なってきます。
・丸顔と面長は頬のたるみや二重あごに注意
頬のラインに丸みがある丸顔は頬に脂肪が多いため、表情筋が衰えるとブルドッグのように頬が垂れ下がってきます。
顔の長さが目立つ面長の方は、太ると顔下から首にかけて脂肪がつきやすく二重あごになる可能性が高まるので注意が必要です。
・三角顔と四角顔は口元の変化に注意
あごやエラが張って顔が四角いタイプと、あごが尖っていて脂肪や筋肉の少ない三角形のタイプは口周りの変化に気をつけてください。
三角顔は口周りの筋肉が少ないので頬骨から口元にかけて垂れていき、口角が下がりやすくなります。
四角顔は口元に負担がかかりやすいため、口の周りにシワができやすい傾向にあります。
・卵型は顔全体の変化に注意
理想の顔型といわれる卵型は、縦方向に顔が長いためエイジングケアを怠ると顔全体に老化のサインが現れます。特に瞼は上下ともたるみやすく老けた印象を与えるのでご注意ください。
顔の老化を防ぐ方法
自分の顔タイプに応じて老けやすい部分の筋力を鍛えたり、体の内側から老化を予防したり日常的に対処することが大切です。
・表情筋を動かす
顔には目や口を動かす表情筋がありますが、日常生活で使用しているのは3割程度といわれており、特に会話をする機会が少ない方は表情筋が衰えやすくなっているので要注意です。顔にある筋肉の多くは口の周りにつながっているため、口周りを動かすことでリフトアップ効果が期待できます。
また、少し口角を上げるだけでも頬を支える筋肉が動き、ほうれい線の予防が可能なので口角が下がっている方はお試しください。
・生活習慣を見直す
猫背や頬杖などが癖になっている方は注意が必要です。姿勢が悪いと頭を支える筋肉や体のバランスが崩れ、たるみを引き起こすことがあります。座っている時も立っている時も、常に正しい姿勢を保つよう心掛けましょう。
食生活もたるみと関係があるため、栄養バランスの偏った食事は見直してください。細胞を劣化させる「糖化」を防ぐために甘い食べ物は控えて、ビタミンを多く含む野菜や果物を摂るようにしましょう。