目が小さくなった!? まぶたがたるむ原因と対策
公開日:2019/02/11 / 最終更新日:2022/05/25
昔の写真を見て「目が小さくなっている!?」と感じたことはありませんか? 毎日鏡を見ていると気づきにくいですが、以前と比較し目が小さくなっていると感じるのはまぶたがたるんでいるせいかもしれません。
今回は、まぶたがたるむ原因と対処法をご紹介します。
まぶたは乾燥しやすくダメージを受けやすい
全身のなかでも顔は皮脂線が多い部位ですが、眼球を覆うまぶたは皮脂腺が少なくとても乾燥しやすい部位です。
また、まぶたはとても薄く頬の3分の1の厚みもありません。これほど繊細なまぶたですが、アイメイクやクレンジングなどの繰り返しで摩擦の影響を受けることが多く、日常的なダメージが蓄積されやすい部位でもあります。
まぶたがたるむ原因と対処法
・摩擦による刺激
目の痒みや涙が出るとつい目元をこすってしまいますが、摩擦による刺激はたるみの原因となるので、日頃から目元に手を持っていかないよう意識して生活しましょう。
アイメイクを落とす時は目元専用のクレンジング剤を使って汚れを浮かせ、こすらないように優しく落としてください。
・メイクによる刺激
ファンデーションやアイライナー、アイシャドウを付ける時は、まぶたに刺激を与えるような塗り方は厳禁です。柔らかい素材の道具を選び、まぶたを伸ばさないように丁寧に施してください。
マスカラを塗る時は目尻を引っ張ったり、まつげを左右にゆさぶったりせず優しく塗っていきましょう。
また、ボリュームの大きなつけまつげやマスカラをつけていると、その重みによってまぶたが引っ張られることがあります。できる限りまぶたに負担をかけないようにナチュラルメイクに切り替えるか、アイメイクをしない日を作るといいでしょう。
・老化によるたるみ
誰しも加齢による変化は起こるものですが、老化を進める「糖化」を助長する生活を続けると、ますますたるみやすくなります。
糖化を防ぐために、食事の初めに食物繊維が豊富な野菜を食べたり甘い菓子類は控えたりするなど、血糖値の急上昇を抑える食生活を心掛けましょう。
併せて適度な運動と良質な睡眠も糖化防止につながりますので、毎日の習慣にしてください。
・老廃物の蓄積
老廃物や脂肪が溜まることでたるみを引き起こすことがあるので、老廃物を流し血液の流れをスムーズにするためにマッサージを行うのもお勧めです。
マッサージを行う際は手の平で温めたマッサージクリームやオイルを使用し、摩擦を与えないようにご注意ください。
リンパに沿って首筋、鎖骨、顔全体をほぐしながら老廃物を流していきましょう。目の周りの皮膚は薄く繊細なので、優しく撫でる程度で十分です。
たるみの原因は何気ない日常生活のなかに潜んでいます。
今回ご紹介した原因と対処法を参考に、たるみを防ぎスッキリした目元を手に入れましょう。