体は細いのに「顔だけ太る」本当の原因と解消方法
公開日:2019/02/13 / 最終更新日:2022/05/25
「ボディラインは細いのに、なぜか顔だけが太っている……」と悩んでいる女性は意外と多いもの。顔が丸いと、たとえ体が細くても全体的に太っている印象になり、写真を撮るのも憂鬱になってしまいますよね。
一体なぜ顔だけが太ってしまうのでしょうか。解消方法とあわせてチェックしてみましょう。
体は細いのに……顔だけが太る原因とは?
・むくみ
余分な水分が溜まって顔がむくむと、顔だけ太っている印象を与えてしまいます。なお、顔のむくみを引き起こすのは、塩分やアルコールの過剰摂取、血行不良などです。
このようなむくみによる顔太りを解消するためには、リンパマッサージが効果的です。就寝前や、朝のメイク前に行うと、スッキリとしたフェイスラインに整えることができますよ。
<リンパマッサージ方法>
① まずは鎖骨周りをほぐして、リンパの流れを促す
② 顔全体を内側から外側に向かって、優しく撫でるようにマッサージする
③ 耳の前→耳の下→首筋→鎖骨に向かって手のひらを滑らせる
※ マッサージはクリームやオイルを手につけながら行いましょう。
※ 顔に溜まった老廃物を耳の前に流すイメージで行うのがポイントです。
これらの他にも塩分やアルコールを摂りすぎないことが大切です。塩分を摂りすぎてしまったときは、余分な塩分を排出するカリウムを積極的に摂りましょう。
・表情筋の衰え
顔の筋肉である表情筋が衰えると、皮膚がたるんで二重あごができやすくなります。また、代謝が落ちるので脂肪がつきやすくなることも顔だけが太る原因になります。普段から無表情な方や周りとの会話が少ない方は、表情筋が衰えやすいといえるでしょう。
しかし表情筋は、ちょっとしたエクササイズで鍛えることができます。「あ・い・う・え・お」の形に大きく口を開けたり、ベロを口の中で回したりするだけで、十分な効果が得られるのです。
「最近あまり顔の筋肉を使ってないな……」と思っている場合は、このようなエクササイズを取り入れて顔太りを解消しましょう。
・咬筋の発達
咬筋(こうきん)とは、顔のエラ部分にある筋肉のこと。ここが発達しすぎているとエラが張り、顔が大きく見えてしまいます。この場合は顔が太るわけではありませんが、理想的な小顔からは遠ざかってしまうので、できれば解消したいですよね。
ちなみに咬筋が発達しすぎてしまうのは、食いしばりや歯ぎしり、噛み癖などが原因です。できるだけ歯を食いしばらないこと、そして寝ているときはマウスピースを使うなどして、咬筋への負担を減らしましょう。
また、咬筋のマッサージも、エラ張りの解消に効果的です。エラ部分に指の腹を当てて、優しく円を描くようにほぐしましょう。こうすることで張りが解消され、太って見えるのを防ぐことができます。
以上、顔だけが太る原因についてお伝えしました。顔は第一印象を左右する重要なパーツです。顔太りの解消法を取り入れて、キュッと引き締まった小顔を目指していきましょう。