「鼻の上のシワ」はオバサン顔の原因に! 解消方法はある?
公開日:2020/04/07 / 最終更新日:2020/05/20
左右の目頭をつなげるようにできる鼻のシワのことを、バニーラインといいます。バニーラインができると、顔全体がクシャッとして見えて、実年齢より老けて見られてしまうことも。鼻のシワはどういった原因で発生するのか、ケア方法と一緒にご紹介します。
鼻シワの主な原因は「表情筋」
鼻にできるシワには、表情筋が大きく関係しています。鼻の根元にある鼻根筋などの筋肉が収縮すると、皮膚が折れ曲がってシワになってしまうのです。筋肉の動きは人それぞれ異なりますが、笑うと鼻周りが強く収縮する方は、バニーラインができやすいといえるでしょう。
若いうちは肌に弾力があるため、表情が戻れば皮膚も元に戻ります。しかし、年齢を重ねて肌のハリが低下すると、皮膚が折れ曲がったままになり、シワが定着してしまいます。定着を防ぐためには、以下のようなケアを続けることが大切です。
鼻のシワの対策方法
ツボを押して鼻周りのコリをほぐす
鼻根筋や眉間にある皺眉筋などの筋肉が凝り固まっていると、シワができやすくなります。まずは以下のようなツボを押して血行を促し、筋肉のコリをほぐしましょう。
■印堂(いんどう)
左右の眉の間、眉間の中心にあるツボ。利き手の中指を当てて、小さな円を描くようにほぐしましょう。眉間のシワを防ぐ効果も期待できます。
■攅竹(さんちく)
左右の眉頭にあるツボ。親指を下から当てて、左右同時に押し上げるように刺激します。目の疲れを感じたときにもお勧めです。
■迎香(げいこう)
小鼻の横の少しくぼんだところにあるツボ。人差し指を当てて、顔の中心に向かって左右同時に押しましょう。ほうれい線対策にも効果的です。
目の疲れを防ぐ
目を酷使していると眉間や目元の筋肉が凝り固まり、シワができやすくなります。スマホやPCを見る時間をなるべく短くする、デスクワーク時にはこまめに休憩をとるなど、目にかかる負担を減らしましょう。
また、目を細めるような仕草を続けていると、眉間や鼻周りにシワが寄りやすくなります。ものが見えづらいなら、メガネやコンタクトレンズなどで視力を正しく矯正することが大切です。
紫外線対策や保湿を十分に
鼻のシワを防ぐためには、スキンケアの見直しも必要です。紫外線を浴びると肌内部のコラーゲンが減少してシワができやすくなりますので、日頃から十分なUVケアを心掛けましょう。眉間や鼻周りにも日焼け止めをしっかり塗るとともに、つばの広いUVカット帽子で日差しを遮ることをお勧めします。
また、肌の乾燥もシワが悪化する要因になります。皮脂でベタつきがちなTゾーンですが、洗顔後や入浴後は乾燥しやすいので、きちんと保湿しましょう。
表情筋による鼻シワを本格的に改善したい方には、筋肉の動きを緩やかにするボトックス注射がお勧めです。まずはセルフケアを見直しそれでもシワが気になる場合は、お気軽にご相談ください。