美肌効果が抜群! いちごが持つ嬉しい力とお勧めの食べ方
公開日:2020/02/21 / 最終更新日:2020/05/23
真っ赤な見た目と適度な酸味が特徴的ないちご。スーパーでもよく売られている身近なフルーツですが、実は栄養の含有量が非常に多く、美肌効果が高いことをご存知でしょうか。
ここでは、いちごが持つ効果と、効果をより高められるお勧めの食べ方をご紹介します。
■いちごの持つ効果
いちごの持つ体に嬉しい効果には、以下のようなものがあります。
・美肌効果
いちごはビタミンCを多く含んでいます。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌のハリを保ったりシミを防いだりする働きがあるので、美肌のためにも積極的に摂取したい栄養素です。
・アンチエイジング効果
いちごはアントシアニンやケルセチン、エラグ酸など、抗酸化作用を持つ成分が豊富です。
前述のようにビタミンCも多いため、アンチエイジングに高い効果が期待できます。
・貧血の予防や冷え改善
いちごに含まれる葉酸は血を作る働きがあるので、貧血の予防や冷え性の改善にも効果的です。
・腸内環境を整える
水溶性食物繊維であるペクチンやクエン酸、リンゴ酸が腸内環境を整えるため、便通改善にも効果があります。
■いちごの効果をより高めるお勧めの食べ方
そのままで食べてもいちごは十分効果がありますが、いくつかの点に注意すると、より効率的に栄養を摂取することができます。
・水洗いや加熱は避ける
ビタミンCは水溶性なので、水で洗うと流れ出てしまいます。洗う場合はヘタをつけたまま、表面を軽く流す程度がお勧めです。
また、ビタミンCは加熱にも弱い栄養素です。ジャムなどはいちごを使った料理の定番ですが、ビタミンをしっかり摂取したい場合は生のまま食べる必要があります。
・ヘタは包丁で切らない
いちごの栄養はヘタに近い部分に多く詰まっています。へタを包丁で切るのは避け、手でひねって取るようにしましょう。
・乳製品と一緒に食べる
いちごに含まれるポリフェノールは、乳製品に含まれる脂質と一緒に摂ることで吸収率が上がります。牛乳や練乳をかけたり、ヨーグルトに混ぜたりして食べるのがお勧めです。
■保存する場合は冷凍するのも手
いちごは冷凍しても栄養素が失われないため、食べきれずに余ってしまった場合は冷凍するのも良いでしょう。その際、砂糖をまぶしておくことで表面が傷むのを防ぐことができます。
いちごはおいしいだけでなく、美肌のために欠かせない多くの栄養を含みます。食後のデザートなどで、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。