黒ずみがあると脱毛できない……!? 気になる真相とは
公開日:2020/02/05 / 最終更新日:2020/05/23
脱毛で照射するレーザーは黒い色素に反応するため、黒ずみにも熱が集中する可能性があります。では実際のところ、黒ずみがあると脱毛できないのでしょうか? 一般的に知られていない黒ずみと脱毛の関係性を、リスクを防ぐために気をつけたいポイントとあわせてご紹介します。
黒ずみがあっても脱毛できる?
多少の黒ずみなら脱毛可能
結論からお伝えすると、黒ずみがあっても基本的には脱毛が可能です。脱毛用のレーザーは黒い色素に反応しますが、色素沈着による黒ずみ程度なら、強く反応する危険性は低いといえます。
黒ずみが濃いと脱毛できない可能性も
まれなケースではありますが、黒ずみの色が濃すぎる場合は、脱毛を断られることがあります。色が濃いとレーザーが強く反応し、やけどの危険性が高まるためです。医師が診察時に判断しますので、心配な場合は事前にご相談ください。
気になるなら脱毛前に黒ずみケアを
黒ずみが濃くて心配なら、脱毛前に色素沈着を改善しておくことをお勧めします。黒ずみには以下のような原因が関係していますので、改善方法と一緒に確認しておきましょう。
黒ずみの原因とは
下着や衣類による締め付け
窮屈な下着や衣類を身につけていると、皮膚との摩擦によって黒ずみが発生してしまいます。強い刺激が加わることで皮膚の防御反応が働き、メラニン色素が多く作られてしまうのです。
これを防ぐためには、自分の体に合った下着や衣類を身につけることが大切です。生地も、柔らかく通気性の良い天然繊維のものを選びましょう。
カミソリでのムダ毛処理
カミソリでのムダ毛処理をくり返していると、度重なる炎症でメラニン色素が増え、黒ずみにつながってしまいます。脱毛に向けて黒ずみを防ぎたいなら、カミソリでの処理を控えて、肌への負担が少ない電動シェーバーを使うようにしましょう。
どうしてもカミソリを使いたいときは、シェービングクリームで肌を保護しながら剃り、処理後はやさしく丁寧に保湿しましょう。
乾燥・保湿不足
皮膚の乾燥も、黒ずみの一因になります。お風呂上がりには全身をしっかり保湿し、うるおいを逃さないようにしましょう。
紫外線
どんなに丁寧なケアをしていても、紫外線を浴びているとメラニン色素が増え、皮膚が黒くなってしまいます。脱毛を控えているなら、日頃から紫外線対策を万全におこなうことが大切です。
軽度の黒ずみであれば脱毛可能ですが、重度になると脱毛を断られるケースもあります。まずはクリニックに相談し、黒ずみが濃い場合は、十分なケアで改善を目指していきましょう。