賢く使い分けよう! 入浴剤の種類とそれぞれの効果
公開日:2019/12/28 / 最終更新日:2020/05/26
入浴剤は、お風呂でのリラックスタイムに欠かせないアイテムの1つ。そんな入浴剤にはさまざまな種類があり、得られる効果もそれぞれ異なるってご存じでしたか? 今回は、入浴剤の主な種類を、期待できる効果や使用したいシーンなどとあわせてご紹介します。
入浴剤の種類とそれぞれの効果
無機塩類系
無機塩類系は、塩類(ミネラルなど)が豊富に含まれているのが特徴です。塩類と皮膚表面のタンパク質が結合することで、体の熱の放散を防ぐ保護膜が作られます。このおかげで、高い保温効果+湯冷めしにくい効果を得ることができます。
無機塩類系のドクターシーラボの『ナチュラルソルトスレンダーバス』は、植物由来のエッセンシャルオイル配合のため、リラクゼーション効果も期待できます。体の冷えや疲れが気になるときや、寒いシーズンにお勧めです。
スキンケア系
肌荒れが気になるときには、スキンケア系が効果的です。保湿成分が配合された入浴剤を使うことで、全身の乾燥を防ぎ、しっとりとみずみずしい肌に整えることができます。入浴中は皮膚が柔らかくなっているため、角層内部にまで保湿成分が浸透しやすいのです。このタイプは液体もしくは粉末状で、白濁しているものが多いのが特徴です。
薬用植物系
「肌荒れだけでなく、肩こりや冷え性なども気になる……」という方には、薬用植物系の入浴剤がお勧めです。生薬に含まれている有効成分が温浴効果を高めて、痛みや冷えを緩和してくれます。
ドクターシーラボの『薬用メディカルエステハーバルバス』は、4種類のハーブエキスとともに、薬用有効成分グリチルリチン酸2K配合のため、ニキビも同時にケアできます。手が行き届きにくい背中のケアも、入浴剤を使えば簡単です。
炭酸ガス系
炭酸ガス系はその名の通り、炭酸ガスが配合されています。お湯に入れるとシュワシュワと発泡していくのが特徴です。
このタイプのメリットは、血行を促すことで疲労物質の排出を高めること。新陳代謝が活発になり、疲れや痛みを緩和できます。
クール系
クール系の入浴剤は、メントールが配合されていることがポイントです。肌に冷感を与えることで、暑い時期でもさっぱりと入浴できます。お風呂上がりに冷風を浴びれば、より爽快感を味わえます。夏だけでなく、リフレッシュしたいときにもお勧めです。
求める効果にあわせて入浴剤を使い分けよう
入浴剤というと香りや色などを重視してしまいがちですが、種類や効果を知れば、もっと自分に適したものを見つけることができます。入浴剤をなんとなく使っていた方も、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。