眼精疲労が肌荒れ・くすみの原因に!? 美容との関係とは
公開日:2019/12/28 / 最終更新日:2020/05/26
眼精疲労は目の疲れだけでなく、肩こりや頭痛などを引き起こすことで有名ですが、実は美容面にも悪影響を及ぼすといわれています。多くの女性が気にする肌荒れやクマ、たるみの原因にもなることもあるのです。眼精疲労と美容にはどのような関係があるのか、眼精疲労の予防方法と一緒にご紹介します。
眼精疲労が美容面に悪影響を与える理由とは
血行が悪くなるため
そもそも眼精疲労とは、十分な休息をとっても目の疲労や痛みなどが続く症状のこと。そこまで悪化した場合、目や肩、首周りなどの筋肉が凝り固まり、血行が悪くなります。
すると、血液によって運ばれるはずだった栄養が肌に行き届かなくなり、ニキビや肌荒れの原因になってしまうのです。特に目の周りには大きな影響があり、クマ、シワ、たるみなど、さまざまなトラブルを招いてしまいます。
Lシステインが消費されるため
眼精疲労が美容面にダメージを与える理由には、Lシステインという成分の減少も深く関係しています。Lシステインはアミノ酸の一種で、眼精疲労から回復する際には大量に消費されます。しかしLシステインは、肌のターンオーバーを正常化したり、メラニンの生成を抑えたりするためにも欠かせません。
つまり、Lシステインが眼精疲労の回復のために大量に消費されると、ターンオーバーが停滞してメラニンが蓄積し、シミやくすみを招く恐れがあるのです。これを防ぐためには、眼精疲労そのものを事前に防ぐ必要があります。
美容のためにも取り入れたい眼精疲労の予防方法
目をこまめに休ませる
PCやスマホなどを長時間見続けると、目のピント調節機能が酷使され、眼精疲労の原因になります。1時間ごとに5~10分程度の休憩をとって、目をしっかり休ませましょう。休憩中に蒸しタオルと冷たいタオルを交互に当てると、血行が良くなって効果的です。
ドライアイ対策をする
ドライアイも、眼精疲労の一因になります。エアコンの風を直接顔に受けると目が乾燥しやすくなるので、設定を調節しましょう。また、乾燥した部屋では加湿をお勧めします。
メガネやコンタクトレンズを見直す
使用しているメガネやコンタクトレンズが目に合っていないと、眼精疲労を起こしやすくなります。視力に適した矯正をしているか、改めてチェックしてみましょう。コンタクトレンズの場合は、乾燥しにくいレンズを選んだり、目薬を活用したりするなどの対策が効果的です。
現代人は、スマホの操作などでついつい目を酷使してしまいがちです。美しさや若々しさを損なわないために、普段から対策を練っていきましょう。