冷え性改善にダイエット…… 「ほうじ茶」がもつ嬉しい効果って?
公開日:2019/12/20 / 最終更新日:2020/05/26
「冬場の冷えに困っている」「ダイエットをしたいけれど外は寒くて運動したくない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。実は冷え性やダイエットには、「ほうじ茶」がお勧めです。
では、なぜほうじ茶が冷え性やダイエットに効果的なのでしょうか。
■ほうじ茶ってどんなお茶?
ほうじ茶のほうじは「焙じる」という言葉が由来です。
この焙じるとは、水分がなくなるまで熱したり、あぶって焦がしたりすることを指します。茶葉を高温で焙煎することにより渋みが減り、ほうじ茶独特の香りと味わいに仕上がるのです。
・ほうじ茶の基本的な栄養素
ーカロリー…0kcal
ー脂質…0g
ー炭水化物…0.1g
ーカリウム…24mg
ーカフェイン…0.02g
ー葉酸…13μg
ほうじ茶はカロリーや脂質を気にせず、ミネラルやビタミン(葉酸)を摂ることができます。脂質が含まれていないことや炭水化物が少ないことから、ダイエットにも効果的です。
また、製造過程でカフェイン含有量も減るため、夜でも気にせずに飲むことができます。
・リラックス効果、集中力が高まる
ほうじ茶の香りや味でストレスがやわらぐなどのリラックス効果が得られることがわかっています。
さらに集中力の指標となる脳波が、緑茶や水に比べて早くピークを迎える研究結果があることから、集中力が高まったり認知能力が向上したりするという効果も期待できます。
・ダイエットにもぴったり
ほうじ茶にはカロリーがないので、ダイエット中の飲み物としてはもちろん、日常的な飲み物としても適しています。食事の味を邪魔しないさっぱりとした味わいなので、どのような食事にも合わせやすいのも嬉しいポイントです。
ほうじ茶には「ガレート型」と呼ばれるカテキンが含まれますが、ガレート型のカテキンは脂肪の吸収を穏やかにする効果が期待されています。このガレート型のカテキンは焙煎度合いに応じて量が変化し、焙煎が浅いものほど含有量が多いことが分かっています。
ダイエット目的でほうじ茶を飲む場合は、浅煎りのものを選ぶようにしましょう。
・冷え性改善
ほうじ茶に含まれているピラジンは、血行を良くして冷え性を改善する効果が期待できます。
また、カフェインの量も少ないため気軽に飲むことができます。ただし、カフェインレスではないので飲みすぎには注意しましょう。
今回はほうじ茶の成分や冷え性改善効果、ダイエットについてご紹介しました。
温かいものがほしくなる冬場は、ダイエット効果や冷え改善のために、おいしいほうじ茶をいただきましょう。