乾燥性敏感肌の対策方法は? デイリーケアと悪化したときの対処法
公開日:2019/12/16 / 最終更新日:2020/05/26
肌の乾燥とともに赤みやかゆみ、ピリピリ感などの不快症状がともなう“乾燥性敏感肌“。そんな困った症状を防ぐためには、毎日のスキンケア方法を見直すことが大切です。今回は、乾燥性敏感肌の対策方法として、日頃から取り入れたいデイリーケアと、症状が悪化してしまったときの対処法をご紹介します。
乾燥性敏感肌の対策方法①予防につながるデイリーケア
洗顔に時間をかけすぎない&肌をこすらない
洗顔中の濡れた肌は、いつも以上にデリケートです。洗顔に時間をかけすぎたり、肌をこすったりしていると、肌が傷ついてバリア機能が低下してしまいます。洗顔はできるだけ短時間で、肌をなでるように優しく洗うことがポイントです。また、クレンジングにも同様の注意を払いましょう。
保湿効果の高いスキンケアアイテムを使用する
肌の保湿が十分にできていれば、乾燥性敏感肌に関わるトラブルを未然に防ぐことができます。セラミドやコラーゲンなどが配合された保湿効果の高い化粧品を使って、うるおいをしっかり閉じ込めましょう。洗顔後やお風呂上がりは肌の水分が蒸発しやすいので、時間をおかず、すぐに保湿をしてください。
乾燥性敏感肌の対策方法②症状が悪化したときの対処法
洗顔料がピリピリするなら一時的にぬるま湯洗顔に
肌が敏感になると、洗顔料すらしみてしまうことがあります。そんなときは無理に洗顔料を使わず、一時的にぬるま湯のみの洗顔で様子を見ましょう。肌表面に付着したホコリ程度なら、ぬるま湯だけで十分落とせます。
メイクは控えたほうが安心
肌が敏感になっているときは、メイクも控えたほうが安心です。なぜならデリケートな肌にはメイクだけでなく、クレンジングも多大な負担になるためです。症状が落ち着くまで、できるだけ我慢してください。
化粧水がしみるならクリームやワセリンを
化粧水がしみるほど敏感になっているときは、化粧水の使用を一時中止し、クリームやワセリンのみのケアをおこないましょう。肌表面を保護する力が強いので、乾燥を防ぎつつ、外部刺激から肌を守ることができます。
乾燥性敏感肌を防ぐためには、対策につながるデイリーケアを毎日続けることが大切です。それでも症状が重くなってしまったときは、なるべく刺激の少ないケアで様子を見てください。悪化した状態が続く場合は、乾燥以外の原因が絡んでいる可能性もあります。原因を特定するためにも、早めに美容皮膚科を受診しましょう。