コーヒーは美容にも健康にも良い? コーヒーがもつ効果と効能をご紹介
公開日:2019/12/14 / 最終更新日:2020/05/26
朝起きた際や仕事中、友人と会う際など、コーヒーはあらゆる場面で飲まれる飲み物です。事実、毎日コーヒーを飲むという方は多いのではないでしょうか。
カフェインによる眠気覚ましを目的にコーヒーを飲まれる方も多いでしょうが、実は美容や健康にも嬉しい効果がある飲み物なのです。
今回は、コーヒーの持つ身体に嬉しい作用をご紹介します。
■コーヒーが持つ美容・健康効果
・美肌効果
コーヒーはクロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールを含んでいます。これは強い抗酸化作用を持ち、メラニンの生成を抑えてシミを予防すると言われています。それ以外にも、ポリフェノールの抗酸化作用によるシワやたるみの改善といったアンチエイジング効果、殺菌作用によるニキビ予防などにもコーヒーは効果的です。
・むくみ解消
カフェインには利尿作用があるため、体内の余分な水分を排出します。日常的にコーヒーを飲むことは、むくみの解消にも効果が期待できるのです。
・ストレス軽減
コーヒーを飲んだ後は、飲む前に比べてストレスが軽減するという調査結果があります。また、コーヒーの香りは気持ちをやわらげるため、ストレスの軽減に役立つと考えられています。
・脂肪を減らす
コーヒーに含まれるカフェインは脂肪を分解する酵素を活性化し、血行を促すことで代謝を高めます。また、クロロゲン酸にも脂肪の燃焼を促す効果が確認されています。
ダイエット中もコーヒーを積極的に摂り入れると良いでしょう。
・糖尿病リスクの低減や認知症予防
コーヒーを毎日4杯程度飲む人は、飲まない場合に比べて糖尿病になるリスクが下がるという報告があります。
また、クロロゲン酸は脳内の血糖値を抑制する作用が確認されているため、認知症の予防にも効果的だと考えられているのです。
それ以外にも、がんや脳卒中の予防、血液をサラサラにするなど、コーヒーには多くの嬉しい効果があるとされています。
■コーヒーの効能をより高める飲み方
さまざまな効果を持つコーヒーですが、その効果を発揮するためには飲み方が重要です。
・ドリップコーヒーを飲む
インスタントコーヒーよりも朝煎りの豆を使ったドリップコーヒーの方が、ポリフェノールは豊富に含まれています。
美容効果を期待する場合は、ドリップコーヒーを飲むようにしましょう。
・食前に飲むのは避ける
コーヒーは胃液の分泌を促進するため、胃が空っぽの状態でコーヒーを飲むと、胃が荒れてしまう可能性があります。
できるだけ食後に飲むことを心掛けてください。女性に不足しがちなカルシウムを摂取でき、胃を保護することも出来る牛乳を加えるのも良いでしょう。
・飲みすぎない
コーヒーの飲みすぎはカフェインの摂りすぎにつながるため、睡眠の質が低下する恐れがあります。
1日3、4杯程度を目安に、夕方以降は飲むのを控えるなどといった工夫が必要です。
コーヒーはさまざまな嬉しい効果を持つ飲み物です。飲みすぎや飲むタイミングに気を付け、美味しく美容や健康効果を手に入れましょう。