お酒を飲むとニキビ跡の赤みが増す!? このメカニズムとは
公開日:2019/03/19 / 最終更新日:2022/05/24
大人になるとプライベートや仕事の付き合いでお酒を飲む機会が増えますよね。適量の飲酒は、日々の疲れやストレスを和らげてくれる上に血行促進の作用も期待でき、メリットがあるといえます。
しかし中には「お酒を飲むとニキビ跡の赤みが目立つようになる」という悩みを持つ方もいます。お酒が原因で顔が赤くなる人は多いですが、ニキビ跡の赤みが悪化するというケースはありえるものなのでしょうか。
そこで今回は、お酒とニキビ跡の関係性や、ニキビ跡の悪化を防ぐための対策方法などをご紹介します。
お酒を飲むとニキビ跡の赤みが悪化するのはなぜ?
・血行促進による炎症
アルコールを飲むと血行が促されることは有名ですよね。血行促進と聞くと身体にいい影響をもたらすものだと思いますが、これがニキビ跡を悪目立ちさせる原因になっています。
そもそもニキビ跡はニキビの炎症によって肌に赤みが生じ、ニキビ自体が治っていても跡として赤い炎症が残っている状態のこと。肌がこのような状態の時に、お酒によって血行が促されると炎症が悪化してニキビ跡の赤みが目立つようになってしまうのです。
また、普段はニキビ跡がないと思っていても、お酒を飲んで血行が促されると突如赤みが出現することもあります。女性の場合はメイクでニキビ跡をカバーしていることが多いと思いますが、お酒が進んで赤みが強く出るとファンデーションで隠しきれないくらいに目立つこともあるため注意が必要です。
ニキビ跡の赤みを目立たせないお酒との付き合い方とは
・ニキビ跡が落ち着くまでは飲酒を控える
お酒が好きな方にとって禁酒は難しいことだと思いますが、ニキビ跡の赤みが落ち着くまではお酒の摂取を控えることをお勧めします。
お酒を飲むたびにニキビ跡が炎症を起こしていては、改善までに時間がかかってしまいます。
少量程度の飲酒であれば問題ない場合もありますが、健やかな肌を守るためにもお酒との距離をとってみましょう。
・お酒の飲み方に注意する
お酒を控えたほうがいいとはいえ、大人であればどうしてもお酒が欠かせない場もあるでしょう。お酒を飲む際は、アルコールと水を交互に飲むことを心掛けることをお勧めします。ビールをひと口飲んだら水を同じ分量を飲むようにすることで、飲みすぎ防止とともにアルコールの摂取量を抑えることができます。
また、週2日程度は休肝日を設けることが肌や健康維持のために良いといわれています。
自分の体調と向き合い、飲みすぎには気をつけましょう。
友人や知人、職場の同僚などとお酒を飲むひと時は楽しいものです。
しかし、ニキビ跡が赤く目立ってしまうと人目が気になる上に、楽しみも半減してしまいます。お酒の飲みすぎはニキビ跡の悪化にもつながるため、アルコールとの付き合い方をしっかりと見直していきましょう。