野菜ダイエットで逆に太る? 効果的な野菜ダイエットの方法をご紹介
公開日:2019/11/26 / 最終更新日:2020/06/02
ビタミンなどの栄養が多く含まれている野菜は、ダイエットや健康維持のために欠かせない食材です。野菜を積極的に摂取しカロリー制限を行う「野菜ダイエット」と呼ばれるものがありますが、間違った方法で行うと逆に太る原因になることもあります。
そこで今回は、野菜ダイエットで太ってしまう理由と、野菜を使った正しいダイエットの方法をご紹介します。
■野菜ダイエットで太る原因
野菜中心の食生活で太る原因には、以下の理由が挙げられます。
・ドレッシング
サラダを食べる際に掛けることが多いドレッシングやマヨネーズには脂質が含まれているため、カロリーが高いです。脂質量の多いドレッシングを使いすぎると、太ってしまう原因になります。
・基礎代謝が落ちる
野菜の中には、キュウリやナスのように体を冷やすものがあります。また、野菜だけに偏った食生活でカロリーや糖質、たんぱく質の摂取量を極端に減らしてしまうと、体に必要な栄養まで足りなくなってしまいます。
体が冷えたり、たんぱく質の不足から筋肉量が減ったりした結果、基礎代謝が悪くなり、脂肪が燃えにくく太りやすい体質になってしまうのです。
・糖質の多い野菜もある
野菜は低糖質、低カロリーなイメージが強いですが、カボチャやニンジン、玉ねぎなどのように、糖質が多いものもあります。
これらの野菜には美容に効果的な栄養も多く含まれているため、ダイエット中も積極的に摂り入れたい食材ではありますが、食べすぎや食事の組み合わせには注意が必要です。
■より効果的な野菜ダイエットを行うには
では、野菜ダイエットではどのような点に注意すれば良いのでしょうか。
・ドレッシングや食べ方を工夫する
サラダを食べる際は、ノンオイルのドレッシングやレモンをかけるなど、必要以上に脂質やカロリーを摂りすぎないように工夫を加えましょう。
もしくは、サラダにするのではなく、ポトフやミネストローネ、味噌汁などにして食べるのもお勧めです。スープにすれば体を冷やすことはありませんし、水溶性の栄養素もしっかり摂ることができます。
・バランスの取れた食事を心掛ける
前述のように野菜ばかり食べていると栄養バランスが崩れてしまい、逆に太りやすくなります。お米を少し減らして、その分野菜を増やすなどの工夫をしながら、栄養バランスの取れた食事を心掛けるようにしてください。
また、野菜、魚や肉といったたんぱく質、パンやお米のような炭水化物、という順番で食べるようにすると、血糖値の上昇を抑え脂肪がつきにくいです。
野菜はビタミンなどを多く含み、美容のためには欠かせない食材ですが、何事もやりすぎは厳禁です。
バランスの良い食事を心掛け、健康的で痩せやすい体を目指しましょう。