たるみやすい部位はどこ? オバサン見えを防ぐパーツケア術
公開日:2019/11/26 / 最終更新日:2020/06/07
肌にたるみがあると、一気に見た目年齢が上がり、老け込んだ印象になってしまうもの。そんなリスクを回避するためには、あらかじめたるみやすい部位を知り、場所に応じたケアをおこなうことが大切です。今回は、特にたるみやすい部位を、効果的なケア方法とあわせてご紹介します。
特にたるみやすい部位とは?
頬
頬は、顔の中でも非常にたるみやすいパーツです。頬は脂肪が蓄積しやすいうえに皮膚の表面積が大きいため、皮膚が伸びて垂れ下がりやすくなります。ほうれい線やブルドック顔が目立つ場合は、頬のたるみが進行している証拠といえるでしょう。
まぶた
まぶたは加齢とともにたるみやすいパーツです。たるみの原因は、まぶたのむくみ、コンタクトレンズ装着時やメイク時の刺激、眼輪筋(目の周りの筋肉)の衰えなど、さまざまです。上まぶたがたるむと視界が狭まり、下まぶたがたるむと黒クマの原因になってしまいます。
首
首のたるみは自分では気づきにくいものの、他人の目につきやすく、老けて見られる一因になります。首がたるむ主な原因は、紫外線、脂肪の蓄積、皮膚の引き伸ばしなど。皮膚が薄いので、ストレッチをしすぎると伸びたまま戻らなくなることがあります。
たるみやすい部位のケア方法
頬…大頬骨筋を鍛える
頬のたるみの予防には、こめかみから口角につながる大頬骨筋のトレーニングが効果的です。この部分を鍛えることで、頬と口元の両方を引き上げることができます。ほうれい線の予防にも効果的です。
① 口を軽く開け、口角を上げて笑顔を作る
② 口角を上げたまま、下唇を口の中に巻き込む
③ そのまま10秒キープする
まぶた…ツボ押し
まぶたのむくみは、たるみの一因になります。目の周りにあるツボを押して、むくみを引き起こす老廃物の排出を促しましょう。血行が促されるため、眼精疲労の緩和、皮膚の代謝アップにもつながります。
【 まぶたのむくみに効くツボ 】
■魚腰(ぎょよう)
左右それぞれの眉の真ん中にあるツボ。親指で押し上げるように刺激しましょう。
■瞳子りょう(どうしりょう)
目尻から1センチ外側にあるツボ。人差し指を当てて、軽く揉み込みましょう。
首…紫外線対策をしっかりと
紫外線を浴びると真皮層のコラーゲンが減少し、たるみが進行しやすくなります。顔だけでなく首にもしっかりと日焼け止めを塗り、紫外線ダメージを回避しましょう。ストールなどのUVカットグッズを併用すると、より効果的です。
今回は、たるみやすい部位についてご紹介しました。部位に応じたケアを早めに取り入れて、若々しくハリのある見た目を保っていきましょう。