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実は着けている人が多い「小さいブラ」が引き起こすデメリット

公開日:2019/11/21 / 最終更新日:2020/06/07

牧野 輝美牧野 輝美院長

実は着けている人が多い「小さいブラ」が引き起こすデメリット

皆さんは、ご自分のバストサイズを正確に把握していますか? 下着メーカーが行った調査によると、女性の半数以上がバストのサイズを勘違いしていて、本来のサイズより小さなブラを着けているといわれています。その状態が続くとどのようなデメリットが生じるのか、バストサイズを見直すために、そして美しいバストを守るためにご紹介します。

小さいブラが引き起こすデメリットとは

バストの形が崩れる

本来のサイズより小さなブラを身に着けると、バストが押しつぶされて、形が崩れる原因になります。脂肪がブラからはみ出たり、ワイヤーが食い込んだりすることで、美しいバストを保てなくなるのです。また小さなブラだとバストを支えきれないため、クーパー靭帯が損傷して下垂を招くこともあります。

バストが小さくなる

サイズの合っていないブラでバストを圧迫すると、血液の循環が悪くなります。この血行不良は、バストの成長にも悪影響を及ぼします。バストに十分な栄養が行き渡らなくなり、サイズが小さくなる恐れがあるのです。たとえ成長期を過ぎた大人でも、小さくなる恐れがあるので注意しましょう。

姿勢が悪くなる

実際に経験がある方なら分かるかと思いますが、サイズの小さいブラを着けると、苦しくなって胸を張りにくくなります。つまり小さなブラは、背中の丸まった猫背を招くということ。姿勢が悪くなれば、さらにバストの下垂や成長不良を引き起こします。内臓の位置が下がって下腹部が膨らむため、全身のプロポーションにも悪影響を与えてしまうでしょう。

肩こりや痛みが生じる

本来、バストはブラ全体で支えるもの。しかしサイズが小さいと肩紐だけで支えることになり、肩こりの原因になります。アンダーやワイヤーの食い込みが痛みを引き起こすことも少なくありません。

色素沈着

サイズが合っていない窮屈な下着を身に着けていると、圧迫や摩擦の影響で、皮膚が黒ずむことがあります。刺激が絶え間なく伝わることでメラニン色素が生成され、茶色くくすんでしまうのです。バストの場合、アンダーや乳頭が黒ずむため、見た目の美しさを損なう原因になってしまいます。

サイズの小さいブラはバストの大敵

以上のようにサイズの小さいブラは、バストや体に大きな悪影響を与え、見た目年齢を引き上げてしまいます。「ブラを着けていると苦しい、動きにくい」と感じているなら、今すぐにサイズを測り直して、ご自分に最適なブラを見つけてください。

Profile このコラムは私が担当しました!

牧野 輝美

牧野 輝美院長まきの てるみ

シロノクリニック横浜

穏やかな性格から、笑顔を絶やさず、お悩みを丁寧に聞く姿勢を大切にしている。レーザーだけでなくスキンケアにも精通。鏡を見るのが楽しみになるような、お一人おひとりの魅力を引き出す治療をご提案します。

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