うつぶせ寝は顔のたるみを招く!? 肌に負担をかけない寝方とは
公開日:2019/11/19 / 最終更新日:2020/06/07
顔のたるみには、夜寝るときの姿勢も深く関わっているってご存じでしたか? 寝姿勢は顔向けや横向きなど人それぞれですが、実はうつぶせ寝だと、顔のたるみが進行しやすいといわれています。うつぶせが顔に与える影響を、今日から始めたい対策方法と一緒にご紹介します。
うつぶせで寝ると顔がたるみやすくなる理由
皮膚が圧迫されて刺激を受けるため
うつぶせで寝ているときは、顔を枕に押し当てた状態になります。リラックスできる姿勢のように感じますが、そのまま長時間過ごせば、顔の皮膚が強く圧迫されて刺激を受け続けるため、たるみの原因になってしまいます。
また、顔を枕カバーに密着させると、摩擦や皮脂の吸収によって肌の乾燥を引き起こします。このことも、肌のハリを低下させる一因になります。
たるみの原因である”むくみ”を招くため
うつぶせ寝は、顔周りの血行に大きな影響を与えます。顔を枕に押し付けると、顔や首、肩などが圧迫され、血液の循環が滞ってしまうのです。血行が悪くなれば水分などの老廃物が排出されにくくなり、顔のむくみにつながります。むくむと皮膚が伸びやすくなりますので、たるみの原因になってしまいます。
顔のたるみを防ぐために意識したい寝方&ポイント
仰向け寝がベスト
寝ているときの姿勢は、仰向けがベストです。顔を天井に向けて寝ることで、肌への負担を減らし、たるみリスクを回避することができます。
もちろん就寝中は寝返りを打ちますので、一晩中仰向けで寝なければいけないというわけではありません。ただ、寝入るまでの間だけでも、仰向けを心掛けてみましょう。
体の歪みを矯正する
「どうしても仰向けで寝にくい」「仰向けで寝ると違和感がある」という場合は、体が歪んでいる可能性があります。骨格や筋肉に歪みが生じていると、無意識に体を傾けたり、うつぶせになったりして、バランスを調整しようとするのです。
歪みの矯正はなかなか自分ではできませんが、普段から体を左右均等に使うことで少しずつ改善することが可能です。足を組む姿勢をやめる、荷物を持つ手を左右均等に使うなど、できることから始めてみましょう。また寝るときには、骨盤が傾かないように意識すると効果的です。
うつぶせ寝は肌に刺激を与えるため、ニキビなどの肌トラブルを招くこともあります。たるみやトラブルに悩まされない肌を手に入れるために、普段の寝姿勢も改めて見直してみてはいかがでしょうか。