間違えると損! 「納豆」の美容効果を高める食べ方
公開日:2019/11/18 / 最終更新日:2022/02/01
巷にはたくさんのスーパーフードが溢れていますが、日本人ならやはり納豆を忘れてはいけません。納豆は江戸時代から一般庶民の間でも食べられるようになり、日本人の活力源になってきました。
さらに納豆は美容にも効果的です。ただし、そのパワーを引き出すためには食べ方が重要だといわれています。今回は納豆の美容効果を高める食べ方をチェックしてみましょう。
納豆の美容効果を高める食べ方
70℃以上の熱を加えない
納豆に含まれているナットウキナーゼには、血液をサラサラにするだけでなく、腸内の善玉菌を増やすため、美容にも嬉しい効果をもたらします。しかしナットウキナーゼは熱に弱く、70℃以上になると死滅してしまいます。
納豆を熱々のごはんにかけたり、味噌汁に入れたりするのは、できるだけ避けたほうがいいでしょう。ごはんと一緒に食べたい場合は、茶碗にごはんをよそって少し冷ましてから混ぜるといいかもしれません。
夜食べると血液サラサラ効果アップ
ナットウキナーゼの効果は、食後5時間~8時間の間に発揮されます。血液がドロドロになりやすいのは夜間なので、その前の夕食に納豆を食べておくと効果的です。ただし、夜以外でも納豆に含まれている大豆イソフラボンなどの栄養は吸収できるため、夕食での摂取が難しい場合は朝や昼でも問題ありません。
ひきわり納豆がお勧め
ひきわり納豆は大豆が砕かれていて表面積が大きくなっている分、納豆菌が多く作用しています。栄養素にも違いがあり、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンE、ビタミンKは粒納豆の1.5倍含まれているといわれています。多くの栄養を得たい場合は、粒納豆よりひきわり納豆のほうがお勧めです。
生の卵白を一緒に食べない
納豆に含まれるビオチンは、皮膚や毛髪の健康を保つために欠かせない栄養素です。しかし生の卵白には、そのビオチンの吸収を阻害するアビジンという成分がふくまれています。卵を納豆と一緒に食べるときは、卵白を除いて卵黄のみにしたほうが良いでしょう。
納豆の食べ過ぎはNG!
納豆に含まれる大豆イソフラボンは、過剰摂取するとかえってホルモンバランスに悪影響を与える恐れがあります。また、納豆は意外とカロリーが高く、痛風の原因になるプリン体も多く含まれています。栄養豊富な納豆ですが、食べ過ぎるとかえって美容や健康にデメリットをもたらすので、1日1~2パック程度にしておきましょう。
納豆を毎日食べている方はたくさんいらっしゃると思いますが、食べ方まで気をつけている方は少ないのではないでしょうか。せっかくの美容効果を損なわないために、ご紹介したような食べ方を意識してみましょう。