顔のたるみを改善したいなら「筋肉」を意識しよう!
公開日:2019/11/15 / 最終更新日:2022/02/01
顔のたるみはほうれい線やシワの原因になるため、できるだけ防ぎたいものです。しかし、スキンケアだけでは顔のたるみを効率よく予防できないってご存知でしたか? 皮膚の下にある筋肉を鍛えることも、たるみ対策には欠かせないのです。その理由を、顔のハリを保つエクササイズ方法と合わせてご紹介します。
顔のたるみと筋肉の関係とは
顔にはさまざまな筋肉がありますが、たるみに深く関わっているのは頬にある「大頬骨筋」と目の周りにある「眼輪筋」です。大頬骨筋は頬や口角を引き上げる筋肉で、この部分が衰えると頬の高さが低くなり、たるんだ顔になってしまいます。そして眼輪筋はまぶたを引き上げたり、目の周りにある脂肪を支えたりする役割があり、衰えると目がぱっちりと開かなくなります。
そもそも皮膚は骨にくっついているわけでなく、筋肉についています。筋肉が衰えれば、皮膚が垂れ下がるのも当然といえるでしょう。
顔の筋肉が衰えると脂肪が増える原因にも
筋肉は皮膚を支えるだけでなく、血液を動かすポンプのような役割をしています。その筋肉が衰えれば血行が悪くなり、皮下脂肪や水分などの老廃物が溜まりやすくなることに。老廃物の重みで皮膚が引っ張られることも、たるみの一因になります。
顔のたるみ対策につながる筋肉の鍛え方
すでにお伝えしたように、顔のたるみには大頬骨筋と眼輪筋が深く関係していますから、たるみ対策には、この2つの筋肉を鍛えるエクササイズが効果的です。まずは鏡を見ながら実践して、慣れてきたらちょっとした空き時間にもくり返しましょう。毎日の習慣にすることで、若々しいハリにつながります。
大頬骨筋を鍛えるエクササイズ
- 姿勢を正して、顔を正面に向ける
- 口を「せー」の形にして5秒キープする
※口角を引き上げると効果的です。 - 口を「そー」の形にして5秒キープする
- ②と③を交互に10回くり返す
眼輪筋を鍛えるエクササイズ
- 姿勢を正して、顔を正面に向ける
- 視線で「∞」を描くように、眼球をぐるぐると動かす
- 目をぎゅっと閉じて、そのまま5秒キープする
- 目をぱっと見開いて、そのまま5秒キープする
- ③と④を交互に2~3回くり返す
一連の動作は、できるだけゆっくりおこなうことがポイントです。頬や目の周りの筋肉を意識しながら、丁寧にくり返しましょう。
ご紹介したようなエクササイズは、普段あまり使わない筋肉をしっかり刺激します。デスクワークに就いている方、無表情で過ごすことが多い方は、顔のたるみ対策に取り入れてみてはいかがでしょうか。