月の満ち欠けが、女性の体とリンクしていることをご存じでしょうか。満月・新月のときには出産率も上がるという説があるほか、月の満ち欠けの周期は29.5日なのに対し、女性の生理周期は約28日と近いものがあります。また、人間の体の60％は水分でできているため、影響を受けやすいとも考えられています。体に影響をおよぼしている月の満ち欠けを知ると、ダイエットに生かすこともできるのです。
■月のサイクルを知って、ダイエットに生かそう！
月は、新月→上弦→満月→下弦の順に満ち欠けしていきます。それぞれの時期に適したダイエット方法がありますので、ご紹介していきます。
■新月のときに向いているダイエット
・デトックス系
新月の際は、排出力が高まる時期だと言われています。新月には「浄化」や「解毒」といった作用があるとされており、不要なものを体の外に排出できるタイミングです。デトックスティーを作って飲んでみたり、半身浴や岩盤浴で体内の老廃物を排出したりするのがお勧めです。ジュースクレンズダイエットなどにトライするのも良いでしょう。
■上弦のときに向いているダイエット
・運動をする
上弦の月が出ている時期は、体がいろいろなものを溜め込みやすいと言われています。捉え方を変えれば、プラスの成果も身につきやすいということでもあります。そこで、筋トレをはじめとした「体にプラスする」トレーニングなどがお勧めです。
■満月のときに向いているダイエット
・ビタミンや栄養価の高いものをしっかりと摂取する
満月は、いろいろなものが体にもっとも吸収されやすい時期です。これを逆手に取って、ビタミンや栄養価の高いものを摂取するのもお勧めです。体に反映されやすい時期なので、不足していると感じる栄養素をしっかりと取り込んでおきましょう。
・たんぱく質を意識した食事
体がいろいろなものを吸収しやすくなる時期だからこそ、筋力の土台となるたんぱく質を多く含む食事を摂取するとよいでしょう。あわせて筋力トレーニングをするのも効果的です。
■下弦のときに向いているダイエット
・リラックスできるストレッチやヨガ
下弦は、新月に向けてデトックス効果が高まる時期です。一方、生理期とも重なりやすく、精神的に不安定になりがちな時期でもあるため、リラックスできるストレッチやヨガなどに取り組むのが良いでしょう。
ダイエットをしている方は、月の満ち欠けが体におよぼす影響を知っておくと、さらに効果が期待できるかもしれません。デトックス期とプラス期をうまく使い分けて、ダイエットに取り組んでみてください。
