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春も油断できない!? 気になる脇汗の対策方法

公開日:2019/03/29 / 最終更新日:2022/05/24

大野 由実大野 由実先生

春も油断できない!? 気になる脇汗の対策方法

まだ夏ではないのに、脇汗がひどいと悩んでいませんか? また、普段から汗をかきやすい人は、季節に関係なく汗をかいてしまう……なんてこともあるのではないでしょうか。冬が過ぎ、気温が上がりはじめると共に服装も軽装になるため、脇汗が染みてしまう恐れがあります。

今回は脇汗に注目し、春に脇汗をかきやすい理由や治療方法、対策についてみてみましょう。

春の脇汗とは?

そんなに暑くないのに気付いたら汗をかき服の脇部分にシミができている、汗のせいでにおいも気になる……。
なぜ春にも脇汗をかいてしまうのでしょうか。

・春の気温差
春は冬に比べると、暖かい気温の日が続きます。しかし、暖かい日だと思っていると次の日は一気に気温が下がるなど、その気温差は激しいです。そのため服を着た際の体温調節が難しくなり、汗をかいてしまうことにつながります。

・ストレスを感じやすい
春は新生活がスタートするなど環境の変化が起こりやすい時期であるため、ストレスを感じやすいです。緊張やストレスが多い場面での汗は精神性発汗とも呼ばれ、精神的な刺激によって出ます。短い時間で発汗する特徴があり、脇だけでなく手の平、足の裏といった局所的な部分に汗をかきやすいです。

・春の汗はにおいも強め
冬は寒さのせいで汗もかきにくく、水分摂取も自然と減ってしまう時期です。その影響で汗を出す汗腺機能が低下しています。春に汗をかくことで溜まっていた汗が放出されて、においも普段より強く感じることがあります。

脇汗のメカニズム

脇の下にはエクリン線とアポクリン腺という汗腺が存在します。脇は他の身体の部位に比べ汗腺が多く、汗をかきやすいとされています。アポクリン線から出される汗は乾くことで黄色い汗ジミを引き起こし、独特の嫌なにおいを発生させます。

脇汗の対策と治療

・脇汗を防ぐ方法
脇汗をかいたままにすると、雑菌が繁殖してしまいます。こまめに脇汗シートなどでふき取り、気になる場合は衣服に取りつけられる脇汗パッドを使用するなど、日頃から清潔に保つよう心掛けましょう。
また脇汗は、睡眠不足や運動不足による代謝機能の低下、偏った食生活なども関係しています。理想の食生活は、野菜を中心とした魚や大豆製品を主に摂取することです。抗酸化作用により、脇汗のにおい予防にもつながります。

・治療方法
自分ではどうしようもないと判断した際には、病院で医師に相談するのがお勧めです。発汗を和らげるカウンセリング療法や薬の処方、患部への注射治療(ボトックス、神経ブロック)などさまざまな対応ができます。

脇汗の悩みは少しの努力や行動によって解消へと近づきます。自分の状態と向き合って、できる対策からはじめてみましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

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