美容やダイエットに! 王様も愛したモロヘイヤの効果・食べ方
公開日:2019/11/08 / 最終更新日:2020/06/18
モロヘイヤは栄養価が高く、美容や健康にも役立つ野菜として知られています。その実力は高く、古代エジプトの王様もモロヘイヤを食べて病気を治したといわれるほど。あの歴史的な美女クレオパトラも、モロヘイヤを好んで食べていたといわれています。モロヘイヤにはどのような美容・健康効果が期待できるのか、栄養を逃さない食べ方と一緒にご紹介します。
モロヘイヤの美容・健康効果
美肌・エイジングケア効果
モロヘイヤには、体内でビタミンAに変わって皮膚の健康を保つβカロテン、コラーゲンの生成をサポートするビタミンC、細胞の酸化を防ぐビタミンEが含まれています。これらのビタミン類は肌を美しく保ち、シワやシミなどの老化も予防してくれます。紫外線ダメージを軽減したい方にもお勧めです。
夏バテ予防効果
モロヘイヤに含まれているビタミンB1やビタミンB2は、糖質や脂質の代謝を促すとともに、疲労回復をサポートしてくれます。モロヘイヤの旬は6~9月の夏場ですから、夏バテ予防のためにも積極的に食べたいですね。
ダイエット効果
モロヘイヤには、糖質の吸収をおだやかにする食物繊維が豊富に含まれています。食後の血糖値の急上昇を抑えられるため、肥満の予防に役立ちます。さらにモロヘイヤに含まれているビタミンB1は体内の糖を素早くエネルギーに変換してくれますので、ダイエット中の方にもお勧めです。
モロヘイヤの効果的な食べ方
葉をサッと茹でて食べる
モロヘイヤは生でも食べられますが、えぐみがあるので加熱して食べたほうがいいでしょう。塩を少量入れたお湯で数秒サッと茹でたら、ザルに上げて水にさらします。水気の切ったものはおひたしにしてもいいですし、野菜炒めなどに加えてもおいしく食べられます。細かく刻むと粘り気が増して、また違ったおいしさを楽しむことができます。
食事の一番始めに食べる
モロヘイヤをダイエットに役立てたい場合は、食事の一番始めに食べることをお勧めします。その後に食べる糖質の吸収がおだやかになり、糖が脂肪として蓄積されるのを防ぐことができます。また、食物繊維がお腹の中で膨れるため、食べすぎを防ぐ効果も期待できます。
冷凍保存OK
下茹でしたモロヘイヤは、冷凍保存可能です。古くなるとおいしさが損なわれるため、新鮮なうちに茹でて冷凍しておきましょう。半解凍したモロヘイヤをバナナなどと一緒にミキサーにかければ、健康的で美味しいスムージーのできあがりです。
モロヘイヤはアラビア語で「王様の食べる野菜」という意味があります。古代から重宝されたモロヘイヤを、皆さんも積極的に食べてみてはいかがでしょうか。