今さら聞けない「透明感のある肌」ってどんな肌?
公開日:2019/11/08 / 最終更新日:2020/06/18
化粧品の謳い文句などに「透明感アップ」などのフレーズがあります。実際に「透明感のある肌にしたい!」と思っている方も多いはずです。では、この“透明感のある肌“とは、どのような状態のことを指すのでしょうか。明るく輝く肌を手に入れるためのヒントとして、透明感を高めるコツ・低下させる原因をご紹介します。
うるおった肌ほど明るく透明感がある
肌の透明感は、角質層の水分量で決まるといわれています。角質がうるおっていると肌の表面で光を反射すると同時に、肌内部に光が入り込んで乱反射します。この光の作用によって、明るく輝きのある肌に見えるのです。
つまり透明感のある肌を作るためには、保湿ケアが必要ということ。肌にやさしい洗顔やクレンジングを心掛けるとともに、保湿効果の高い化粧品を使ってうるおいをしっかり閉じ込めましょう。
古い角質の蓄積は透明感ダウンの原因に
いくら保湿をしていても、肌表面に古い角質が溜まっていると透明感のない肌になります。古い角質が邪魔をして光が反射できず、くすんだ暗い肌に見えてしまうのです。
この場合はピーリングなどの角質ケアを行って、クリアな肌を取り戻しましょう。ホームピーリングが不安な方には、アフターフォローも万全な美容皮膚科でのピーリングをお勧めします。
メラニンも透明感のない肌を作る
シミの元となるメラニンも、透明感のない肌を作る原因になります。茶褐色のメラニンが蓄積することで、茶色もしくは黄色くくすんだ肌になってしまいます。メラニンが増える原因は紫外線や摩擦などの外部刺激ですので、紫外線対策や肌にやさしいスキンケアを心掛けることが大切です。さらにメラニンの生成を抑える化粧品でのケアを行うと良いでしょう。セルフケアで改善されない場合は、メラニンに働きかけるレーザー治療や光治療が効果的です。
血行不良を改善して明るい肌に
血液の巡りが悪くなると、肌のターンオーバーが乱れて古い角質やメラニンが蓄積しやすくなります。また、栄養が行き届きにくくなることで、肌本来の保湿力が低下。水分量が減って、カサついた透明感のない肌を作ってしまいます。体を冷やすような薄着や食事はなるべく避けるとともに、入浴や適度な運動などで体を温め、血行を促しましょう。
肌に透明感があると若々しくハツラツとした印象になります。日頃のケアや生活習慣を改めながら、クリアな肌を目指していきましょう。