そのほうれい線、目の疲れが原因かも……?
公開日:2019/03/31 / 最終更新日:2022/05/23
ほうれい線ができる原因はさまざまですが、その中の1つに「目の疲れ」が挙げられます。実は目が疲れやすい人は、ほうれい線もおのずとできやすくなるのです。
意外と知られていないこの2つの因果関係を、対策方法とあわせて探ってみましょう。
目の疲れによってほうれい線ができるメカニズム
顔の筋肉はすべてがつながり合い、動きも連動しています。そのため、パソコンやスマホなどを見続けて目の周りの筋肉が凝り固まると、顔全体の筋肉まで凝り固まります。すると血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まりやすくなることに。その結果、肌がたるみやすくなり、口元のほうれい線を招いてしまうのです。
目の疲れによるほうれい線を防ぐには?
・こまめに目を休ませる
仕事などで目を酷使するときは、1時間に1回は休憩をとり、目を休ませるようにしましょう。一時的にでも目を休ませることで、疲れを軽減できます。休憩中は目を閉じたり、遠くの景色をゆったりと眺めたりすると効果的です。
・パソコンやスマホを見る時間を減らす
パソコンやスマホは画面を集中して見る必要があるため、まばたきが自然と減ります。それが結果的に目元の筋肉、そして顔全体の筋肉を凝り固まらせてしまうのです。
これを防ぐためには、パソコンやスマホを見る時間をできる限り減らすことが大切です。仕事では仕方がありませんが、プライベートでは極力パソコンやスマホを見ないようにしましょう。
・目元に蒸しタオルを当てる
目の疲れを感じたときや休憩中などには、目元に蒸しタオルを当てるのがお勧めです。血行が良くなることで、疲労物質や老廃物の排出を促すことができます。
蒸しタオルは水を含ませてしぼったタオルを、電子レンジで30秒ほど温めて作りましょう。くれぐれも温めすぎないように様子を見ながら調整してください。
・目の周りのツボを押す
目の周りにはたくさんのツボがあり、それぞれ目元の筋肉の凝りを和らげる効果があります。指の腹で目頭や目尻、目の上や目の下を気持ちいいと思える程度にプッシュしましょう。
・フェイスエクササイズをする
顔の筋肉である表情筋を動かすと血行が良くなり、ほうれい線対策になります。目を大きく見開いてからギュッと閉じたり、口を「あいうえお」と大きくゆっくり開いたりする効果的です。こちらも気持ちいいと思える程度に行ってみましょう。
以上、目とほうれい線の意外な関係性についてご紹介しました。
ほうれい線が深くなる前に、疲れ目対策を意識してみてはいかがでしょうか。