ストレスがニキビ悪化の原因!? その理由と改善策を解説
公開日:2019/11/07 / 最終更新日:2022/02/01
なんだか肌の調子が悪い……そう感じるとき、心に負担がかかっていたりしませんか? 体と心はつながっているため、ストレスを感じているとニキビができやすい状態になってしまうのです。
では、なぜストレスがたまるとニキビができてしまうのでしょうか。その原因と改善策を解説します。
■ストレスとニキビの関係
・ストレスは免疫力を下げる
人間の肌にはバリア機能である免疫力が備わっていますが、ストレスが溜まると自律神経が影響を受け、免疫力が弱くなってしまいます。その結果、本来であれば作られなかったはずのニキビができてしまうということになります。
・男性ホルモンが分泌される
ストレスを感じると、アンドロゲンという男性ホルモンが分泌されます。男性ホルモンが分泌されると皮脂が増えるため、ニキビの増加につながってしまうのです。
・ストレスによってニキビができると、さらにストレスが増え悪循環に陥る
ストレスによってニキビができてしまうと、ニキビができたことでさらにストレスを感じ、またニキビが悪化してしまう……という悪循環に陥ってしまう人も少なくありません。そのため、なるべく早いうちにニキビ対策をすることが大切です。
■ストレスをなくすことが大切
ストレスからニキビができている場合は、ストレスをなくすように努めることが一番の対処法です。ここでは、ストレスをなくすために日常に取り入れたい方法をご紹介します。
・適度な運動をする
ウォーキングやヨガ、水泳など、自分に合った運動を日常生活の中に取り入れてみてください。運動すると「セロトニン」と呼ばれる幸せホルモンが分泌されるので、ストレスが軽減されます。
ストレスの軽減以外にも、汗をかくことによって角質がやわらかくなるため、毛穴に詰まった皮脂を取り除くことも可能です。また、血流が改善し、肌の毛細血管に十分な栄養が行き渡るようにもなるため、ニキビの改善のためにも運動はぜひ取り入れましょう。
・ドカ食いでのストレス解消はNG
ドカ食いなどでストレスを解消しているという人は要注意です。油っぽいものや刺激物などを食べすぎると、ニキビが増えてしまいます。バランスよく、栄養がかたよらないような食事をとることを心掛けてください。
仕事でも家庭でも責任が重くなる30代女性は、どうしてもストレスが溜まりがちです。栄養バランスのとれた食事と適度な運動を習慣づけて、ニキビに負けない肌作りを目指しましょう。