■美肌を作る食材

【肉類、魚類、大豆を含む食品、卵、牛乳】

肌の土台となる成分のほとんどがタンパク質です。そのため、タンパク質を多く含む食材を積極的に摂ることで、肌の質を上げることができます。肉を選ぶ際は赤身のものを、魚類は鮭や鮪などを選ぶのが特にお勧めです。

■肌にハリを与える食材

【アボカド、アーモンド】

ビタミンCとE、良質な脂肪を豊富に含んでいるため、肌に弾力とハリを与えてくれます。ただし、どちらもカロリーが高い食材のため食べすぎには注意が必要です。

■新陳代謝を活性化させる食材

【まぐろ、鮭、牛肉、鶏肉、レバー、バナナ】

ビタミンB6が豊富に含まれているこれらの食材は、髪や肌の新陳代謝に欠かせないタンパク質を作るサポートをしてくれます。

■紫外線対策に効く食材

【トマト、スイカ、ブロッコリースプラウト】

トマトやスイカには「リコピン」と呼ばれる成分が多く含まれており、日焼け対策に有効な食材です。紫外線を浴びてしまった後などは積極的に摂取するとよいでしょう。さらに、リコピンは加熱すると効果が高まるため、生で食べるよりもスープなどで利用するのがお勧めです。
ブロッコリースプラウトにはスルフォラファンという成分が多く含まれており、美容だけでなく皮膚ガンの予防にも効果があるとされています。

■たるみやシミに効く飲み物

【緑茶】

緑茶は飲むだけでたるみやシミに効果を発揮してくれます。緑茶に含まれるカテキンには「糖化」と呼ばれる肌の老化を予防する効果があります。緑茶が変色してしまうと効果が薄くなってしまうため、その都度淹れ直すようにして、1日の中で数回に分けて飲むのがお勧めです。ただし、緑茶はカフェインが多いため、体質などに合わせて飲むようにしてください。

■NGの食材

効果的な食材がある一方で、美肌づくりのためにはあまりお勧めできない食材も存在します。

【砂糖】

砂糖を口にすると体内で糖化が起こり、肌の老化につながってしまいます。甘いものがどうしても食べたいというときには、ハチミツやフルーツなどの自然由来のものを選ぶとよいでしょう。

【加工された肉製品】

サラミや生ハム、ソーセージなどの加工された肉製品は多く摂取しすぎるとニキビを引き起こしやすくなると言われています。ニキビに悩んでいる方は一度控えてみるとよいかもしれません。

「美肌に効く」と一口に言っても、食材によって役割は異なります。ご紹介した食材はどれも簡単に手に入るものばかりですので、栄養バランスを考えながら、目的に合わせてぜひ取り入れてみてください。