30代は、保湿してナンボ! 年齢を感じさせないスキンケアの方法
公開日:2019/10/30 / 最終更新日:2019/11/01
30代は肌の曲がり角を迎える時期です。急に乾燥がひどくなったり、ハリがなくなってたるみを感じたりしたことはありませんか? 20代の頃と同じスキンケアを続けているという方、その乾燥やたるみ、実は保湿不足が原因かもしれません。
ここでは、保湿の大切さやスキンケア方法をご紹介します。
■保湿が大切な理由
・うるおい成分が減少する
肌にうるおいを与えるコラーゲンやヒアルロン酸は、年齢を重ねるごとに量が減少していきます。また、水分の蒸散を防ぐ役割を果たす皮脂量も同時に低下していくため、加齢にともなって乾燥が進んでしまうのです。
・紫外線やブルーライトなどの影響が出始める
紫外線が美肌の大敵というのは聞き飽きているかもしれませんが、現代の生活スタイルで注意していただきたいのが、パソコンやスマホによるブルーライト焼けです。ブルーライトは紫外線に次ぐ強いエネルギーを持つ可視光線で、シワやたるみの原因になると言われています。パソコンやスマホの画面を長時間見続けることで乾燥が進行し、目尻のシワが増えたなどの研究報告もあるので注意が必要です。
■とにかく『水分』が命
・化粧水の使用量を増やす
肌のうるおい成分は昔より減っているのにスキンケアアイテムの使用量を変えないでいると、当然肌の乾燥は進行してしまいます。化粧水や乳液のような基礎化粧品には「500円玉大」など適切な使用量が書かれていることがほとんどですが、掲載されている量は最低限であると考えて、自分の肌の状態に合わせて使用量を変えるようにしましょう。
・基礎化粧品の選び方を変える
さっぱりタイプの化粧水を使っているという方にぜひ試していただきたいのが、保湿力の高い基礎化粧品です。特にたるみが気になる場合はしっかりと保湿する必要があるので、保湿成分であるコラーゲンやヒアルロン酸、セラミドが高い濃度で配合されたものをチョイスしてみてください。オイリー肌が気になって保湿力の高い基礎化粧品は使えない、と思われる方もいるかもしれませんが、インナードライ(内側が乾燥しているために、乾燥から肌を守ろうとして皮脂が出る)の可能性もあるので、保湿系の基礎化粧品に変えることで、オイリー肌が改善することもあります。
・内側からもうるおいを与える
人間の体の60%は水分でできています。そのため、体内の水分が不足しているとおのずと肌も乾燥してしまいます。よく「1日で2リットルの水を飲みましょう」と言いますが、体格などによって適正量は違います。まずは、食事の際にもう1杯水を飲むところから意識してみてください。また、コーヒーやアルコールは利尿作用が高いため、たくさん飲んでも出ていってしまう量のほうが多くなってしまうので、水分補給には向きません。
まだ乾燥はそこまで感じていないという方でも、年齢を重ねることで体内の成分は確実に変化しています。早めの対策が見た目年齢を左右するため、すぐにスキンケアを始めて損はありません。ぜひご紹介したことを意識して、美肌を目指しましょう。