口呼吸がブスを生む!? 正しい呼吸で美人になる方法
公開日:2019/10/30 / 最終更新日:2019/10/30
呼吸について意識したことはありますか? 無意識のうちに口で呼吸をしてしまっている方もいるでしょうが、口呼吸は百害あって一理なしです。
一例ですが、口呼吸を続けることで歯並びが悪くなったり、顔がたるんだり、病気にかかるリスクが高まったりしてしまいます。
では、口呼吸は具体的にどのようなデメリットを生むのか、またどのような対策をすればよいのでしょうか。
■口呼吸のデメリット
・口臭が発生する
口呼吸をすることで、口内が乾燥しがちになります。口内が乾燥すると唾液の分泌量が少なくなるため、細菌が繁殖しやすい環境となってしまうのです。この細菌が繁殖した環境は口臭につながります。
・免疫力が下がり、病気になりやすくなる
鼻にはフィルターの役割があります。天然のマスクと言えるほどで、空気を鼻から通すことでチリやホコリ、アレルギー物質の侵入を防いでくれるのです。しかし、口から空気を取り入れていると、このフィルターが機能しません。直接チリやホコリなどを吸い込むことになり、結果として病気にかかりやすくなってしまいます。
・老けて見える
口呼吸を続けていると、口輪筋と呼ばれる口まわりにある筋肉が衰えていきます。その結果、ほうれい線が出てきたり、フェイスラインにたるみが生まれたりしてしまうのです。
■口呼吸の対策
では、口呼吸の対策とはどのようにすればよいのでしょうか。今日から簡単に取り入れられる対策方法をご紹介します。
・舌のポジションに気をつける
唇を閉じているだけで口呼吸がやめられるかというと、そうではありません。唇同士をつけているだけでは口を閉じることに疲れてしまい、自然と口呼吸に戻ってしまうのです。
そこで気をつけたいのが舌の位置です。「舌を上アゴにつける」ことを意識するだけで、とたんに口を開くのが難しくなります。ふだんから舌のポジションを意識してみてください。
・寝るときは口にテープを貼る
起きているときは鼻呼吸ができていても、寝ているときは口呼吸になってしまうという方も多いのではないでしょうか。起き抜けに口がカラカラになっている人やいびきをかいている人は、寝ているときに口呼吸になってしまっている可能性があります。
そういった方にお勧めしたいのが、口にテープを貼って寝るという方法です。薬局などでも市販されているので、睡眠時の口呼吸が気になる方は試してみてください。
・舌を鍛える
唇周辺の小さな筋肉だけで口を閉じようとするよりも、大きな筋肉の塊である舌を鍛えるほうが効率的ですし、自然と口が閉じられるようになります。日常生活の中で舌を上アゴにつけることを意識するのと同時に、舌を鍛えるトレーニングも取り入れていきましょう。
口を閉じた状態で舌を歯にそってぐるぐる回すだけで舌筋は鍛えられるので、ぜひ試してみてください。
習慣化してしまっている口呼吸は、なかなかやめるのが難しいと思われるかもしれません。ですが、口呼吸をやめるだけで健康も美も手に入れることができるのです。 ご紹介した口呼吸の対策方法をぜひ試してみてはいかがでしょうか。