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日焼け止めが肌荒れの原因に!? 敏感肌にもお勧めの対策方法とは

公開日:2019/10/28 / 最終更新日:2019/10/28

笠井 美貴子笠井 美貴子先生

日焼け止めが肌荒れの原因に!? 敏感肌にもお勧めの対策方法とは

紫外線によるシミやシワを防ぐためには、日焼け止めが欠かせません。しかし日焼け止めが肌に合わなかったり正しく使えていなかったりすると、かえって肌荒れを招いてしまうことがあります。日焼け止めによる肌荒れのリスクを、対策方法とあわせてご紹介します。

日焼け止めが肌荒れの原因に?

日焼け止めには紫外線をブロックする「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」が配合されています。紫外線吸収剤は肌の上で熱を吸収して化学反応を起こすため、肌荒れの原因になりやすいといわれています。
紫外線散乱剤は紫外線を反射するだけなので比較的刺激は少ないのですが、肌の乾燥を招く傾向があるため、肌荒れの原因になってしまうこともあります。SPFやPA値が高い日焼け止めほどこれらの影響を受けやすいので、選ぶときや使うときには以下のような点に気を配ることが大切です。

日焼け止めによる肌荒れを防ぐには

日焼け止めを塗る前に保湿をする

肌が乾燥していると、バリア機能が低下して肌荒れを起こしやすくなります。日焼け止めを塗る前には必ず保湿をして、潤った状態に整えておきましょう。肌の水分量がアップすると日焼け止めの伸びが良くなるため、摩擦による刺激も減らすことができます。

SPFやPA値が低めの日焼け止めを使う

SPFやPA値が高い日焼け止めほど肌への刺激が強い傾向があります。日常生活ではSPF20~30、PA++程度で十分ですので、むやみに強いものを使わないようにしましょう。顔の場合は、日焼け止め効果のある化粧下地やファンデーションでもしっかり対策ができます。保湿効果も高い、ドクターシーラボの『BBクリーム エンリッチリフト』のような商品だとさらに安心です。

刺激の少ない日焼け止めを選ぶ

肌への刺激を減らすためには、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを選ぶことがポイントです。ただし、最近では紫外線吸収剤をカプセルでコーティングし、肌への刺激を減らしている日焼け止めも販売されています。このタイプなら高い日焼け止め効果と肌荒れ予防効果の両方が期待できますので、選ぶときにチェックしてみましょう。

飲む日焼け止めを使用する

塗る日焼け止めで肌荒れを起こしやすい方には、飲むタイプの日焼け止め「ヘリオケア」をお勧めします。飲むだけで紫外線ダメージを軽減してくれるため、敏感肌の方にも安心です。ヘリオケアは当院で購入できますので、肌荒れと日焼けの両方を防ぎたい方はぜひご相談ください。

日焼け止めで日焼けやシミを防げても、肌荒れを起こしてしまったらショックですよね。肌荒れがひどくなると炎症が発生し、それがシミの原因になってしまうこともあります。白く美しい肌を守るために、日焼け止めの選び方・使い方にも気を配るようにしましょう。

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笠井 美貴子

笠井 美貴子先生かさい みきこ

シロノクリニック銀座

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