対策方法もそれぞれ違う! ニキビの種類について知ろう!
公開日:2019/10/25 / 最終更新日:2019/10/25
ニキビには様々な種類があり、それによって適切な対策も異なります。ニキビの種類や状況に応じて適切に対応しなければ、悪化してしまう可能性もあります。自分のニキビが何なのかを知り、それに合わせた対策を行いましょう。
今回は、ニキビの種類と対策法についてお届けします。
■白ニキビ
白ニキビとは初期段階のニキビのことで、白くなっている状態です。中には皮脂が溜まっていて、盛り上がっています。この段階で潰したくなりますが、自分で潰すと細菌感染などで悪化させる可能性があるので、触らずそのままにしておいてください。
白ニキビの対策は、きちんと洗浄して、スキンケアを行うことです。オイルタイプのスキンケア化粧品は避けましょう。
早く治したい場合にはピーリングが有効なので、刺激が少ないピーリング美容液などを選ぶとよいでしょう。
■赤ニキビ
赤ニキビとは、白ニキビが進行して炎症が起きた状態のニキビです。アクネ菌というニキビの原因となる菌が繁殖しています。この段階でしっかりと治療しなければ、さらに進行してニキビ痕が残る可能性もあります。
赤ニキビができた場合は、ビタミンCなどが配合されている化粧水の使用や、ビタミン剤の服用がお勧めです。
炎症がひどい場合はクリニックで処方薬を出してもらうことも検討するとよいでしょう。
■黄ニキビ
黄ニキビは、赤ニキビがさらに進行して膿が溜まっている状態です。膿が外に出てしまえばニキビは治りますが、適切に処置をしなければ痕が残る可能性があります。
黄ニキビにまで進行した場合は、赤ニキビと同様のケアを行いながら、体の内側からのケアにも力を入れましょう。ビタミンや発酵食品などを積極的に摂取して、新陳代謝を促すのが効果的です。
黄ニキビも、様子を見て治りが悪いようならクリニックで診察してもらい、適切な薬を処方してもらうことをお勧めします。
■すべてのニキビに共通する予防法
どのニキビにも共通する原因が、「睡眠不足」、「乱れた生活習慣」、「栄養が偏った食事」、「間違ったスキンケア」の4つです。
大人になってできるニキビの原因の多くがストレスや睡眠不足、生活の乱れです。特に睡眠不足とストレスはホルモンバランスを崩す原因になりやすく、ニキビができやすくなってしまいます。
かといって、全てを完璧な状態にするのは難しいもの。せめて睡眠とスキンケアには気をつけて、ニキビができづらい環境を整えましょう。