旬の食材「かぼちゃ」はアンチエイジングに最適
公開日:2019/10/25 / 最終更新日:2022/02/01
糖質オフダイエットをしている方にとって、「かぼちゃ」は糖質を多めに含んでいるので避けがちな食材です。
しかし、かぼちゃはアンチエイジングに効果的な栄養がたっぷりと配合されている「美容野菜」と言われています。
そこで今回は知られざるかぼちゃのアンチエイジング効果について解説します。
■かぼちゃは抗酸化作用が高いビタミンがたっぷり
かぼちゃには抗酸化作用、つまりアンチエイジング効果が期待できる3種類のビタミンがバランスよく含まれています。ビタミンA、ビタミンC、そして野菜には珍しいビタミンEが含まれているのです。
3種類のビタミンの中でも、アンチエイジング効果が高いと言われているのがビタミンEです。ビタミンEは綿実油やアーモンドなどに多く含まれており、野菜の中ではかぼちゃの含有量がトップクラスとされています。ゆでたかぼちゃを100g食べるだけで、1日に必要なビタミンEの半分を摂取することができるのです。
■βカロテンパワーでアンチエイジング&美肌効果
かぼちゃには、βカロテンも豊富に含まれています。βカロテンの抗酸化作用は強力で、体内の活性酸素の増加を抑えて老化を予防してくれます。美肌効果や美髪効果も期待できるので、「キレイ」を維持するために重要な栄養素なのです。
さらに免疫力アップ効果もあるので、風邪の予防にも最適。また、パソコンやスマホによって目を酷使している場合は、眼精疲労の回復効果も期待できます。眼精疲労が回復すると、目の周りのコリが取れて血行が促進されるので、目元の潤いやハリも戻ってくるでしょう。
■かぼちゃの最適な調理方法は
かぼちゃに含まれているビタミンAやEは「脂溶性ビタミン」なので、油を使った料理がお勧めです。その際にオリーブオイルや菜種油などの体に優しい油を使うとより効果的。野菜炒めに加えたり、ソテーにしたりしてもよいでしょう。塩分や砂糖を多く使う煮物は、カロリーが高くなってしまうのでお勧めできません。
かぼちゃのアンチエイジング効果をさらに高めたい場合は、タンパク質と一緒に摂取すると、肌のターンオーバーを促進して若々しい肌に生まれ変われます。
タンパク質は肉でも魚でも構いませんが、カロリーが低い赤身肉やササミであれば、ダイエットの邪魔にはなりません。
■かぼちゃを上手に取り入れて体の内側から美しく
かぼちゃはアンチエイジング効果だけでなく、美肌効果や健康効果も期待できる優秀な食材です。カロリーが高いからと敬遠しがちですが、調理法を工夫すればカロリーオーバーを防止できるうえに、食物繊維が豊富なので便秘解消効果も期待できます。
毎日食べ続けるのは大変ですが、メニューのローテーションの1つに加えて、定期的に摂取するようにするとよいでしょう。