放置厳禁! 冬の手荒れケア方法
公開日:2019/10/24 / 最終更新日:2019/10/25
冬は乾燥のせいもあり、手が乾燥して荒れ気味になる方は少なくないでしょう。「毎年のことだから」と特段ケアをしないという方もいるかと思いますが、放置しておくとひび割れや湿疹などの辛い症状が出てしまう可能性があります。少しでも「荒れているな」「カサカサしているな」と感じたら、早めにケアをすることが大切です。
そこで今回は、冬の手荒れをケアする方法をお届けします。
■冬の手荒れの原因は乾燥
日頃から私たちの手は、食器洗いなどの水仕事で酷使されています。水に触れた後ケアをせずにいると、水とともに手の水分も蒸発してしまい、乾燥が進みます。また自然のバリアである皮脂も水に奪われてしまい、ますます水分が蒸発しやすくなってしまうのです。
水仕事以外にも、紙や段ボールなどをよく触る仕事をしていると、手の水分や油分が紙に奪われて乾燥しやすい状態になります。
ただでさえ乾燥しやすいのに、空気が乾いている冬はますます乾燥してしまい、手荒れを引き起こしてしまうのです。
■簡単にできる手荒れ対策
これ以上手荒れに悩まないために、簡単にできる手荒れ対策方法をご紹介します。
・手荒れ対策その1、ゴム手袋を使うこと
水や段ボールに触れる機会が多い方は、ゴム手袋を使うことで手をガードしましょう。ゴム手袋をする前にハンドクリームを使うと、より効果的です。
洗剤を使って食器を洗う場合は、必ずゴム手袋を着用しましょう。洗剤は油を取り除く事に特化しているので、手の皮脂も取り除いてしまいます。
・手荒れ対策その2、ハンドクリームを常備すること
手荒れの原因は乾燥なので、手が乾燥しないように常にハンドクリームを持ち歩き、手を洗ったら、ハンドクリームを塗ることを習慣化してください。
紙を多く触る職業の方は、時間を決めて定期的にハンドクリームを塗りましょう。
また、寝る前にハンドクリームをしっかりと塗り込み就寝用の手袋をすることで、集中的に手荒れをケアできます。乾燥がひどい場合は、ハンドクリームを塗る前に化粧水をつけるとより効果的です。
■セルフケアを徹底しても治らない場合は病院へ
これらの対策を毎日続けても手荒れが治らない場合、ひどくなる場合は躊躇せずに病院を受診しましょう。手荒れの原因が乾燥以外の病気の可能性もあります。また、セルフケアで治らない手荒れでも、病院の処方薬を使えば短期間でキレイになることも少なくありません。「手荒れなんかで……」と躊躇せずに、最寄りの皮膚科で診てもらうようにしましょう。
■冬の手荒れ対策は毎日の積み重ね
冬の手荒れ対策を毎日続けることで、しっとりと潤うキレイな手を取り戻すことができます。潤ってハリがある手は見た目年齢をぐっと引き下げるので、毎日のケアをコツコツ継続して若くて美しい手を目指しましょう。