顔脱毛でニキビが予防できるって本当? その真相とは
公開日:2019/10/23 / 最終更新日:2019/10/23
顔脱毛をすると毛穴が引き締まる、メイクのノリがよくなるなどうれしいメリットがあります。中でも「ニキビができにくくなる」という話をよく耳にします。今回は脱毛とニキビの関係についてご紹介します。
顔脱毛がニキビ予防になる理由は?
顔脱毛で毛穴が引き締まる
肌の表面は皮脂で覆われていますが、生活習慣や食生活の乱れなどがあると皮脂量が増えることがあります。さらに、顔の産毛がたくさん生えていて毛穴が広がっていたりすると、より一層皮脂量は増加する可能性が。皮脂量が増加すれば毛穴に皮脂が詰まって炎症が起こり、ニキビへと発展する可能性が高まります。
このような状態を防ぐためにも、顔脱毛は大活躍。脱毛によって顔のムダ毛を処理することで広がり気味だった毛穴が引き締まり、皮脂の分泌が抑えられます。もちろん個人差はありますが、顔脱毛は間接的にニキビ予防につながると考えられます。
自己処理で肌が傷つかなくなる
ムダ毛の処理をする場合、多くの方がカミソリやシェーバーを使うのではないでしょうか。実は自己処理の都度、皮膚は大きなダメージを受けています。ムダ毛を剃る際に肌の角質も一緒に剥がれるため、肌本来が持つ防衛機能が働き皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまいます。その結果、ニキビができやすくなってしまうのです。
毛抜きで処理する場合も毛穴や傷から肌の内部に雑菌が入り込み、毛のう炎を引き起こすことがあります。毛のう炎はニキビのように肌にポツポツとできる湿疹で、奥に赤みや膿があるのが特徴です。完治しても再発しやすいので、肌に刺激を与えないことが大切です。顔脱毛することで自己処理の必要がなくなれば、カミソリやシェーバー、毛抜きによる肌への刺激を軽減できます。
ニキビがあっても顔脱毛できる?
炎症を起こしていない状態ならOK!
美容皮膚科や美容クリニックの顔脱毛はレーザー脱毛が主流です。初期の白ニキビの段階であれば、ほとんどの場合において施術可能です。ただし、照射の光を脱毛したい部分に当て、黒いメラニン色素と反応させるため、炎症を起こしている赤ニキビや黄ニキビや酸化が進んでいる黒ニキビがある場合は施術できません。症状の度合いによっても施術の可否が異なるので、カウンセリング時に相談してみましょう。
顔脱毛でニキビが悪化する?
ネットの口コミなどで、稀に「ニキビが悪化してしまった」というコメントを見かけます。脱毛後は肌が敏感になるため炎症を起こしやすいので、適切なアフターケアが必要です。化粧水や乳液などで保湿を行い、肌をたっぷりと潤わせてください。肌が敏感な方やかゆみを感じる場合は、自己判断で入浴を控えることも大切です。刺激を与えてしまうことでニキビを悪化させる可能性があるので注意しましょう。
ニキビに悩んでいるとメイクや写真写りが気になりますよね。顔脱毛でムダ毛を処理しつつ、ニキビを予防していきましょう。