夜更かし続きでニキビ発生! 切っても切れない2つの関係性
公開日:2019/10/20 / 最終更新日:2019/10/20
「夜更かしをしたらニキビができてしまった……」という経験、みなさんも一度や二度はしていることでしょう。では、なぜ夜遅くまで起きていると、ニキビができてしまうのでしょうか。美しい肌を維持するためのヒントとして、夜更かしとニキビの関係やできてしまったニキビの改善方法をご紹介します。
夜更かしとニキビの関係とは
肌のターンオーバーの乱れがニキビの原因に
夜更かしでニキビができる原因には、肌のターンオーバーが深く関わっています。そもそも睡眠中には、肌のターンオーバーを促す成長ホルモンが活発に分泌されています。成長ホルモンが正常に分泌されるおかげで、日中に受けた紫外線や刺激のダメージを緩和できているのです。
しかし夜更かしをして睡眠時間が短くなると、それだけ成長ホルモンの分泌が滞ることになります。その結果、肌のターンオーバーが乱れて古い角質が蓄積し、肌荒れやニキビを招いてしまうのです。
睡眠不足は皮脂分泌を活発にさせる
睡眠不足は、皮脂分泌を活発にさせる原因にもなります。睡眠時間が少なくなるとホルモンバランスが乱れ、皮脂の分泌を促す男性ホルモンが優位に働いてしまうのです。古い角質が残った肌に皮脂が多く分泌されれば、ニキビができることはいうまでもありません。
夜更かしニキビの改善方法
睡眠のリズムを整える
夜更かしが原因のニキビを改善するためには、まずは十分な睡眠が必要です。しかし、”寝だめ”はお勧めできません。たとえば休みの日に昼まで寝ると、体内時計が乱れて翌日の寝つきが悪くなってしまいます。一度にたっぷり寝るのではなく、毎日決まった時間に起床できるように早めの就寝を心掛けましょう。
夜の寝つきが悪い場合は、朝起きてすぐに太陽の光を浴びると効果的です。体内時計が正常に戻って、起床と就寝のリズムが整いやすくなります。
バランスの良い食事を摂る
できたニキビを改善するためには、十分な栄養も欠かせません。皮膚の修復を促すビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCを意識的に摂って体の内側からニキビを治しましょう。
逆に糖質や動物性脂肪を摂りすぎると、皮脂の分泌が活発になってしまうので注意が必要です。バターや生クリームたっぷりのスイーツは控えて、魚や赤身の肉、大豆製品、海藻、ナッツ類を中心としたバランスの良い食事を摂りましょう。
適度な運動を取り入れる
ウォーキングやヨガなどの運動は、自律神経を整えて睡眠の質を高めてくれます。運動を行うと血液の流れが良くなるため、ニキビの改善に必要な栄養も肌に行き渡りやすくなります。自分好みの運動を無理のない範囲で、生活の中に取り入れてみましょう。
テレビやスマホを見ていると、ついつい時間を忘れて夜更かししてしまうもの。しかし夜更かしのツケは、いつか肌に回ってきます。ニキビのない美しい肌を維持するために、できるだけ早めの就寝を意識するようにしましょう。