冷えは「美」の天敵! 簡単にできる温活をいますぐ始めよう!
公開日:2019/11/30 / 最終更新日:2022/05/11
冷えは美容と健康の大敵です。放置しておくと、様々な健康トラブルだけでなく、お肌の老化やたるみ、便秘などを引き起こす可能性があります。
ここでは筋トレやウォーキング、食生活ではなく、外からできる冷え対策をご紹介します。身に着けるだけ、生活習慣を変えるだけなのでストレスなく続けることができます。
■冷えは「3つの首」からやってくる
人間は、身体が冷えると血の巡りが悪くなるため、ますます冷えが進行してしまいます。多くの方が冷えを感じやすい手や足を温めがちですが、実は重要なのは首・手足・足首の「3つの首」を温めることなのです。
これらの部位は太い血管が集中しているため、外気にさらしておくとすぐに冷えてしまいます。また、太い血管があるので、この部分を温めることで効率よく冷えを解消できるのです。
手先や足先はもともと体温が低く温まりづらいので、冷えを感じたら3つの首を優先的に温めてください。
手袋よりもマフラー、重ね靴下よりもレッグウォーマーを使うとより効果的に身体が温まるでしょう。
■正しい入浴で冷え知らずの体を
お風呂で身体を温めることは、冷え対策には欠かせません。全身お風呂に浸かり、血流を良くすることで、日頃から冷えづらい体となります。お風呂で身体を温めると、血管が柔らかく薄くなるため血流が改善し、身体中がぽかぽか温かくなるだけでなく、コリなどの解消にも効果があります。
また、水圧で肺が押されると肺を元に戻そうとする力が働き、心肺機能もアップします。心肺機能がアップすることで、血液の流れ改善に繋がるのです。そのため、「毎日40度のお湯に20分浸かること」を意識しましょう。
ストレスを感じるほど熱いお湯に入るよりも、ぬるめのお湯に長く浸かることが大切です。一瞬だけ温まるのではなく、じっくりと全身の血管を緩めて血流を促進してあげましょう。
■温活を習慣にして冷えを撃退しよう
3つの首を温めることと正しい入浴法を続けることは、日常生活の習慣を少し変えるだけで可能なので、筋トレやエクササイズなどよりも続けやすいと思います。
特に3つの首を温めることは、温めグッズさえ揃えてしまえば全くストレスを感じずに取り入れられるので、手足が冷える、常に寒いと感じるという方は、ぜひ実践してみてください。冷え体質が改善されれば、冬でももっとアクティブに動けるようになるので、さらに冷えにくい体になるでしょう。