かゆみ・フケ・薄毛対策にも。頭皮の乾燥を防ぐケア方法
公開日:2019/10/19 / 最終更新日:2019/10/25
頭皮のカサつきやフケ、かゆみなどのトラブルは、頭皮の乾燥が原因かもしれません。頭皮のうるおいが失われると、角質が剥がれてバリア機能が低下し、かゆみや赤みが出やすくなるのです。頭皮環境が悪化した場合、髪が成長しにくくなるため、薄毛の原因にもなってしまいます。
そんな頭皮トラブルを防ぐためにはどうしたら良いのか、乾燥を引き起こす原因とあわせてご紹介します。
頭皮が乾燥する原因とは
シャンプー
シャンプーは頭皮や髪の汚れを取り除いてくれますが、中には洗浄力の強い商品もあるため注意が必要です。洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと、頭皮のうるおいを守る保湿成分が根こそぎ奪われ、乾燥してしまうのです。
また、頭皮や髪の洗い方にも注意が必要です。熱いお湯を使っていたり、頭皮をゴシゴシとこするように洗っていたりすると、頭皮にダメージを与えて乾燥を引き起こしてしまいます。
ドライヤー
頭皮や髪が濡れたままだと雑菌が繁殖しやすくなるため、シャンプー後はドライヤーを使ってすばやく乾かす必要があります。しかし、頭皮に熱を当てすぎると、水分が蒸発して乾燥してしまいます。頭皮の乾燥を防ぐためには、ドライヤーの使い方も見直すことが大切です。
乾燥を防ぐ頭皮ケア方法
シャンプーの種類を見直す
頭皮の乾燥が気になるなら、普段使っているシャンプーの種類を見直してみましょう。さっぱりタイプや男性用のシャンプーは洗浄力が比較的強く、乾燥の原因になることがあります。ドクターシーラボの『エスモEX 薬用シャンプー』や『ボタニカルシャンプー』など、汚れを落としながらも、頭皮と髪にうるおいを与えるようなアミノ酸系洗浄成分のシャンプーがお勧めです。
ぬるま湯で優しく洗う
シャンプー中に熱いお湯を使うと、頭皮にもともと備わっている保湿成分が流れ出やすくなります。36~38℃程度の少しぬるめのお湯を使うようにしましょう。また、頭皮をゴシゴシこすると傷がつき乾燥しやすくなります。爪を立てずに、指の腹で優しく揉みながら洗いましょう。
ドライヤーは20cm以上離して動かしながら使う
ドライヤーを頭皮や髪に近づけて使用すると、強い熱によって乾燥を引き起こしてしまいます。ドライヤーは20cm以上離すとともに、熱が一点に集中しないようにヘッドを動かしながら乾かすようにしましょう。
また、髪が8割程度乾いたら冷風に切り替えましょう。頭皮や髪にこもった熱が取り除けるうえに、キューティクルが引き締まってツヤのある髪に整えることができます。
フケなどのトラブルを防いでボリュームのある髪を維持するためには、頭皮を健康に保つことが大切です。日頃の頭皮ケア・ヘアケア方法を見直して、うるおった頭皮と美しい髪の両方を手に入れましょう。