冬の肌にはクリームが必須! クリーム保湿が重視されるワケ
公開日:2019/11/18 / 最終更新日:2022/05/12
空気が乾燥する冬は、一年で最も保湿対策が必要になる季節です。肌のツッパリ感や乾燥による毛穴の開きなど、冬に多い肌トラブルを防ぐには、保湿力の高いクリームを使ったスキンケアが効果的です。
そこで、クリームを使った保湿ケアの重要性や効果的なクリームの使い方についてご紹介します。
■冬に肌が乾燥しやすい理由
空気中の水分量は、気温が高いと増え、気温が低いと減ります。冬がよく「乾燥の季節」と言われる理由は、気温が低いことで空気中の水分量が少なくなるからです。
そして乾いた空気に触れた肌は、水分が蒸発して乾燥します。エアコンにストーブ、ガスファンヒーターなどの暖房器具や冷たい外気は肌の水分を奪い、乾燥を進行させるので、夏よりも念入りな保湿対策が必要です。
■保湿クリームの特徴と重要性
肌の乾燥は、シワやたるみを引き起こし、老けた印象を与えてしまう原因になります。乾燥しやすい冬の季節だからこそ、潤いをしっかりと閉じ込めるクリームを使ったスキンケアがお勧めです。
・保湿クリームの役割
保湿クリームは油分が多く、化粧水や乳液で肌に加えた水分が蒸発してしまわないように、蓋をする役割があります。また、保湿クリームによっては様々な美容成分を含んでいるため、それらを肌に浸透させます。
・乳液との違い
乳液も保湿クリームと似た働きをします。違いは、乳液は保湿クリームに比べて水分の割合が高く、保湿しつつ肌を柔らかく整えるということです。水分が多いため、乾燥が気になる場合は必要な油分が足りないと感じ、十分な保湿が実感できない場合もあります。
肌の乾燥が気になる場合は、保湿クリームの使用に切り替えるか、乳液の上に保湿クリームを重ねることでより保湿効果を期待できます。
■効果的なクリームの使い方
クリームは使用する量が少なすぎると十分に保湿できず、多すぎるとベトつきや毛穴のつまりの原因になるので、容器に記載されている量を守りましょう。顔全体に塗る場合は一般的に、500円玉より少し大きいくらいの量が目安です。
化粧水で肌を整えた後、適量のクリームをとって、おでこ、両頬、鼻、あごの5点に乗せます。
この時、化粧水が肌にしっかりと浸透したことを確認してからクリームを塗るのがポイントです。化粧水で肌の表面が濡れていると、クリームが肌に密着しないためうまく塗れず、効果も十分に発揮できなくなってしまうので気を付けましょう。
顔の中央から外側に向かってクリームをこすらないようにまんべんなく伸ばしましょう。敏感肌の人は、クリームを塗る時の摩擦が肌へのダメージになることがあります。クリームを手のひらに伸ばして、顔全体を包み込むように押さえてなじませましょう。
乾燥しやすい冬には、保湿力の高いクリームを使ったスキンケアがお勧めです。肌を保湿することは、乾燥で生じるシワやたるみを改善し、アンチエイジングにも役立ちます。
ご紹介した内容を参考に、ぜひ日常のスキンケアにクリームを取り入れて、乾燥知らずの美肌を目指してください。