春雨ダイエットは落とし穴だらけ? 成功させるポイントとは
公開日:2019/10/15 / 最終更新日:2022/02/01
つるつるとした食感が楽しめる春雨は、ダイエットにも取り入れやすい食材として多くの女性に支持されています。しかし、春雨の食べ方を間違えるとかえって太る原因になってしまうことも。意外と見過ごしがちな春雨ダイエットの注意点を、適切な食べ方とあわせてご紹介します。
春雨ダイエットの落とし穴とは
春雨は糖質が多い
春雨は、緑豆やイモ類から採取されたでんぷんを原料にして作られています。でんぷんは簡単にいえば炭水化物です。つまり春雨は炭水化物で糖質を多く含んでいるので、食べすぎれば当然太る原因になります。
春雨はゼロカロリーではない
春雨は見た目が白滝と似ていますが、残念ながらゼロカロリーではありません。ゆでた春雨の場合、100gあたり約84kcalありますから、通常の食事に春雨をプラスするとカロリーオーバーになってしまいます。
春雨だけだと栄養が偏る
春雨にはタンパク質がほとんど含まれていません。また、ビタミンやミネラルの量もわずかですので春雨だけのダイエットを行うと栄養不足になり、かえって代謝が低下する恐れがあります。
春雨ダイエットの正しい方法
以上のように、春雨の食べすぎや単品ダイエットはかえって太る原因になります。では、春雨をダイエットに活かすためにはどうしたら良いのでしょうか。ダイエットに適した春雨の食べ方を詳しく見ていきましょう。
主食を春雨に置き換える
春雨にはカロリーがありますが、ご飯やパンに比べれば低カロリーです。たとえばご飯一膳分(160g)は約250kcalですが、春雨1食分(120g)は約100kcalです。そのため、いつも食べている主食を春雨に置き換えれば摂取カロリーを大幅に抑えることができます。また、春雨には食物繊維が含まれているので腹持ちがいいという特徴もあります。「ダイエットに春雨を活かしたい」というのであれば、1日のうち1~2食の主食を春雨にすると良いでしょう。
なお、1食分の春雨の量は、ゆでたもので120g程度が適切です。乾燥春雨30gをゆでると、水分を含んで120g程度になります。
バランスの良いおかずを食べる
春雨だけのダイエットだと栄養バランスが崩れてしまうので、おかずもしっかり食べましょう。特に春雨に含まれていないタンパク質を補うことが大切です。肉、魚、大豆製品、卵などをバランス良く取り入れましょう。
春雨の味付けは薄めに
春雨の味付けを濃くすると塩分の摂りすぎになり、むくみや高血圧を引き起こす恐れがあります。おかずにも塩分は含まれていますので、バランスを考えてできるだけ薄味にしましょう。市販の春雨スープを活用する場合は、スープの素を少なめに入れることをお勧めします。
春雨には糖質が含まれていて、食べすぎると太る原因になります。このことを十分に理解したうえで、ダイエットに上手く活用しましょう。