傷跡を残さないためにやっておきたいこと
公開日:2016/05/10 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- タトゥー除去で気になる傷跡
- 傷跡の残らない除去方法を知っておこう!
- 乾燥を防ぎましょう
- テープで除去部分を保護
- 薬を服用する
タトゥー除去で気になる傷跡
昔入れたタトゥーが、結婚や就職などの生活や環境の変化により「除去したい!」と考えた際、気になるのは除去した後の「傷跡」です。
タトゥーがなくなっても、傷跡が残ってしまうのであれば、タトゥーの除去になかなか一歩が踏み出せないですよね。タトゥー除去による傷跡は、施術方法や術後のケアによって変化します。そこで今回は、なるべく傷跡を残さないためのタトゥー除去方法をご紹介します。
傷跡の残らない除去方法を知っておこう!
・レーザー治療
レーザーによる施術は、黒や青色のタトゥーを消しやすく、比較的浅いタトゥーに向いています。タトゥーを完全に除去するには、数回の施術が必要であるため、タトゥーの除去には1年ほどかかります。
また、黄色や赤色など、色の薄いタトゥーは、レーザーによって消えにくい特徴があります。
・剥皮、皮膚移植
タトゥーのある皮膚を剥がす施術方法です。1回の手術でタトゥーを除去可能ですが、やけどのような傷跡が残るケースが多くなっています。傷が深い場合には、皮膚移植をする施術方法もありますが、移植元とともに傷跡が残り、回復にも時間がかかります。
ケースによって剥皮とレーザーを併用し、傷跡を最小限に留める方法もあります。乾燥を防ぎましょうタトゥーを除去した傷のまわりは、乾燥しやすい状態です。そのため、施術後は軟膏や保湿剤を塗り、乾燥から守りましょう。
レーザー治療であっても、乾燥により上皮の形成前にかさぶたができ、皮膚がでこぼこしてしまうこともあるため、術後のケアは欠かせません。
テープで除去部分を保護
続いてご紹介するのは「茶テープ」です。
茶テープは、タトゥー除去部分の皮膚が引き伸ばされないように保護すると共に、日焼けによる色素沈着から肌を守ってくれます。
茶テープは術後1~2週間ほど貼っておくことが主ですが、色素沈着を防ぐために、術後の半年ほどは外出時に、日焼け止めを塗って肌を保護することも重要です。
薬を服用する
「リザベン」を服用することによって、傷のケロイド化を防ぐことが可能です。またリザベンには、既に存在しているケロイドを治す効果もあります。 特に、ケロイド体質の人や喫煙者は、事前に自身の体質や習慣について、担当医に伝えておくと良いでしょう。
傷跡の残らない施術法やケアで、美しいお肌を手に入れましょう。