なぜ顔ばかり汗をかくの?
公開日:2016/05/27 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- 顔に汗をかくのはなぜ?
- 顔にばかり汗をかく原因とは
- 顔にかく汗の種類
- 顔汗の対処法
顔に汗をかくのはなぜ?
汗は、体内から熱を逃がし、体温を適切に保つ役割をしています。しかし、顔に汗をかくことで、困ったり苦労をしている人は多いでしょう。
顔にばかり汗をかくのには原因があります。こちらでは、原因と解決方法をご説明していきます。
顔にばかり汗をかく原因とは
汗は、全身から出ることが健康的な状態です。顔にばかり汗をかいてしまう人は、運動不足の可能性があります。運動をしていないと、体が汗をかくことを忘れてしまい、汗をかけない体質になってしまいます。
手や足に汗をかくことができないと、体温調節のために、動くことの多い顔に汗をかくことになり、結果として顔にばかり汗をかくことになります。また、肥満体型の人は、脂肪で身体の熱をうまく放出できず、汗をかきやすくなる傾向です。
ただし、肥満の人は、顔だけでなく体全体に汗をかくことがほとんどです。
一方、顔に汗が集中している場合には、多汗症の可能性があります。外の気温に関わらず、顔にばかり汗をかいて気になるという人は、多汗症を疑ってみましょう。
顔にかく汗の種類
汗には良い汗と悪い汗があります。良い汗をかく機能が低下していると、塩分を含んだ悪い汗が多くなり、塩分を体外に出してしまう危険な状態になります。
顔ばかり汗をかく人は、悪い汗をかいている人かもしれません。悪い汗はドロドロとしているため、化粧崩れなどの原因になります。良い汗なら上から抑えるだけで済みますが、悪い汗の場合、化粧直しをするだけでは対処できないこともあります。
普段から良い汗をかく人は、冬になるとあまり汗をかきませんが、悪い汗をかいてしまう人は冬でも顔の汗に悩まされることが多くなります。
顔汗の対処法
身体に発汗を思い出させるためには、適度な運動を取り入れることが大事です。運動不足が解消されれば、全身から汗をかいて、顔ばかり汗をかくことが少なくなります。
また運動が出来ない場合には、サウナや岩盤浴も効果的です。
顔ばかりに汗をかくことは、体全体の不調のサインかもしれませんので、注意した方が良いでしょう。