タトゥー除去手術前に注意したいこと
公開日:2016/06/04 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- タトゥーを取る前に知っておきたいこととは?
- タトゥーのない肌を手に入れる3つの方法
- 切除術、皮膚移植(植皮術)の注意点
- レーザー治療の注意点
- タトゥー除去に失敗しないためには?
タトゥーを取る前に知っておきたいこととは?
「タトゥーを除去したい」と思ったら、自分のタトゥーや体質にあった治療方法を知ることが第一歩です。今回は、タトゥーを除去する方法と、それぞれの方法の注意点を紹介していきます。
タトゥーのない肌を手に入れる3つの方法
タトゥーのない肌を手に入れる方法には、
- ・切除法:タトゥー部分の皮膚を切り取る方法
- ・皮膚移植(植皮法):タトゥー部分の皮膚を取り除き、自分の皮膚や医療用の皮膚フィルムで覆う方法
- ・レーザー治療:タトゥーの色素を分解しタトゥーを消し去る方法
があります。
「切除法」と「皮膚移植(植皮法)」は、メスを使用する外科的な手術であり、レーザー治療は、メスを使用しない治療法です。それぞれの治療方法で、どのような注意点があるのでしょうか?
切除術、皮膚移植(植皮術)の注意点
この2つの治療方法は、タトゥーのサイズに関わらず、少なからず縫い合わせた跡や、皮膚移植の跡が残ってしまいます。また、持病によっては治療が受けられない場合があるので、術前の診察の際には既病歴やアレルギー、服薬状況などを担当医に正確に伝えることが重要です。
施術中は局所麻酔を使用するため、術中の痛みがほとんどないのが特徴です。しかし、術後に傷口が悪化しないよう、継続的に通院や自宅ケアを行うことが必要です。
レーザー治療の注意点
レーザー治療は、一回の照射だけでは効果を実感することは難しく、複数回施術を受けなければ、タトゥーを綺麗に除去することはできません。
また、レーザーは黒色や濃い色のタトゥーに反応しやすく、薄い色や黄色、緑色などには十分に反応しない特徴があります。そのため、タトゥーの色や濃さによってはレーザー治療が適さない場合もあります。 さらに、施術中はレーザー照射時に鋭痛を感じる場合があるため、痛みを回避したい理由のみでレーザー治療を選択するのは要注意です。
タトゥー除去に失敗しないためには?
タトゥー除去を始める際には、診察やカウンセリングで治療内容などの医療的な不安な点はもちろん、治療にかかる費用や頻度についても理解し、納得した上で治療を始めることが大切です。
あなたのタトゥーや体質、希望に合った治療方法を選んで、きれいな肌を取り戻しましょう。