医療脱毛とエステ脱毛の違い
公開日:2016/06/17 / 最終更新日:2020/12/23
この記事の目次
- 医療レーザー脱毛とは
- 医療レーザー脱毛にはこんなメリットがあります
- 毛周期に合わせた通院できれいをめざします
医療レーザー脱毛とは
脱毛の施術は、皮膚科や美容クリニックなどの医療機関の他、エステサロンなどでも行われています。その中でも「医療レーザー脱毛」は、医療機関においてのみ施術が許可されている脱毛方法です。
2000年に厚生労働省より出された通達の中に「レーザー光線など強い光の照射で発毛組織を破壊する施術を、医師免許なしにおこなった場合は医師法に違反する」という内容が盛り込まれ、以来、エステサロンの施術と区別されるようになりました。
医療機関には常に医師がいるため、施術時に万が一皮膚トラブルが発生した場合でも、早急に適切な処置をとることが可能です。そのため、照射パワーの強い脱毛機器の使用が許されているのです。
医療レーザー脱毛にはこんなメリットがあります
エステでの脱毛に比べ、強いパワーの機器が使用可能な医療レーザー脱毛には、どのような特徴があるのでしょうか。
照射パワーが強いため、脱毛効果がより高く、エステサロンでは完全に脱毛することが難しいとされている産毛を含め、全身ほとんどの部位の脱毛が可能です。 さらに、医療レーザーでは直径1~1.5センチ程度の範囲を1度に照射できるため、短時間そして短期間で完了できるメリットがあります。脇であれば、5分ほどで照射が可能であす。強い照射パワーにより、脇のにおいの原因にもなる「アポクリン汗腺」を同時に破壊できますので、わきがの症状の緩和も期待できます。
また、冷却システムによって、皮膚に熱さを感じさせないほか、光は皮膚の奥の毛根と毛乳頭のメラニンにだけ反応しますので、皮膚の表面が傷つくこともありません。
毛周期に合わせた通院できれいをめざします
毛は、それぞれが成長期~退行期~休止期という一定のサイクルのもとに、伸びる~抜け落ちる~生えるという「毛周期」呼ばれる周期があります。 施術を受ける時点で、肌の表面に生えている毛は、1度の照射で脱毛が可能ですが、休止期にある「生えていない毛」には、レーザーの効果がありません。 そのため、全ての毛を脱毛するためには、1~2か月ごとに通院して施術を受ける必要があります。
医療レーザー脱毛は、アフターケアにも万全の体制をとっているため、アレルギーや乾燥肌などの肌トラブルを抱えている方にとって安心して受けられる施術です。脱毛や自分の肌質に悩みのある方は一度医療機関に相談してみましょう。