医療レーザー脱毛とは①
公開日:2016/07/18 / 最終更新日:2020/12/23
この記事の目次
- 医療レーザーを使った脱毛とは?
- 医療レーザーに使用される機器
- 医療レーザー脱毛の治療
医療レーザーを使った脱毛とは?
医療レーザー脱毛とは、メラニン色素に反応するレーザー光線によって毛根に存在する毛母細胞の組織を破壊し、脱毛する方法です。1回のレーザー照射で1~1.5cmほどの範囲を脱毛することができ、毛周期に合わせて4~8週間ごとに通院し、施術を受ける必要があります。
医療レーザーに使用される機器
医療レーザー脱毛では、「アレキサンドライトレーザー」と呼ばれる脱毛治療機器が使用されます。
アレキサンドライトレーザーは、黒い色に反応するレーザーです。毛根と毛乳頭にある黒いメラニンがレーザーを吸収することで毛根組織を破壊します。1回のレーザー照射で20~30本の脱毛が可能です。 両脇を脱毛する場合には、3~5分ほどで処理が完了します。
レーザー脱毛を行う際は、患部を冷却しながら施術を進め、炎症が起こらないようにします。
医療レーザー脱毛の治療
医療レーザー脱毛は、以下の流れで行われます。
1.麻酔クリームを塗る 体質や部位によって痛みが生じる可能性があります。そのため要望に応じて、麻酔クリームを用います。
2.レーザーを照射する部分の剃毛とゴーグル着用 毛が生えたままレーザーを照射すると、火傷をしてしまう可能性があるため、照射前には必ず剃毛します。またレーザーを直視すると、網膜や眼球が傷ついてしまうことがあるため、目にレーザーが入らないようにゴーグルを着用します。
3.レーザー照射 肌を保護するジェルを塗ってから、脱毛したい部分にレーザーが照射されます。脱毛部位によって照射時間は異なります。照射後は、炎症を抑えるクリームを塗り、必ずクールダウンを行います。
医療レーザー治療は、個人差はありますが1年ほどでムダ毛がほぼなくなります。エステサロンや家庭用のレーザー脱毛器に比べて強力な機器が使われるため、高い脱毛の効果が期待できます。
脱毛にしっかりとした結果を求める方に、医療レーザー脱毛はひとつの手段です。