ほくろが取れてびっくり!取れてしまっても大丈夫なの?
公開日:2016/08/19 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- ほくろが取れてびっくり!取れてしまっても大丈夫なの?
- ほくろが取れても問題なし?
- 異変がある場合はすぐに皮膚科へ
- ほくろを自分でむしるくらいならプロに任せよう
ほくろが取れてびっくり!取れてしまっても大丈夫なの?
ほくろって何だか目立つし、たくさんあるとコンプレックスにもつながりますよね。スキンケアを頑張ってもほくろが薄くなることはほとんどないし、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そんな美肌の大敵であるほくろがポロッと取れたら、ある意味ラッキーと思う人も多いかもしれません。でも、今まで何をしても取れなかったほくろが突然取れたら、嬉しいと同時に不安を感じるものです。今回は、ほくろが取れてしまったときに知っておきたいポイントについて解説します。
ほくろが取れても問題なし?
容姿のコンプレックスになりやすい「ほくろ」。急に取れてしまって不安に感じる人も多いと思いますが、実はほくろが取れることは決して珍しいことではありません。ちょうどほくろの部分がカサブタになっていて、カサブタと一緒にほくろが取れる場合や、偶然かいているときに取れてしまうことは結構あることです。ほくろは、肌の表面にメラニン色素が集中してかたまりになっているものなので、カサブタや偶然ひっかいてしまって自然に取れたものなら、特に問題はないといわれています。取れた部分が傷む場合や化膿してしまった場合は別ですが、異常を感じない場合は、大きく悩む必要はありません。
異変がある場合はすぐに皮膚科へ
むしろ問題があるのは、自分でほくろをむしり取ってしまったり、取ろうとしてほくろに傷をつけてしまったりした場合です。傷口からバイ菌が入って化膿してしまう可能性もありますし、傷跡として残ってしまうこともあるからです。万一、ほくろを自分で取ったり、取ろうと試みたりして皮膚に異変を感じたら、すぐに皮膚科に行くようにしましょう。自然に取れた場合でも、痛みが生じるときは皮膚科を受診したほうが安心です。また、「ほくろを刺激するとガンになる」という学説も否定しきれない部分があります。この学説はまだ完全に証明されたわけではありませんが、ほくろからメラノーマという非常に悪性度が高い病気が引き起こされる可能性もあります。こういったことからも、ほくろを自分でむしったり、取ろうとしたりすることは避けたほうがいいといえるでしょう。
ほくろを自分でむしるくらいならプロに任せよう
そうはいっても、「ほくろを取りたい」「ほくろなんてないほうがいい」という人の気持ちも理解できます。そういう場合は、自分で取ろうとするのではなくプロに任せるのが安心です。ほくろが“自然に取れる”ことには特に問題はありませんが、“故意的に取る”ことにはさまざまな問題が伴います。どうしてもほくろを取りたい場合は、プロの手を借りることも検討してみてはいかがでしょうか。