シミを消すには、まずシミのタイプを知ろう!
公開日:2016/11/07 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- シミのタイプはさまざま
- 8種類のシミ
- タイプを知ったら対処を
シミのタイプはさまざま
シミに悩まされている人は、まず自分のシミのタイプを知りましょう。シミのタイプによって対処の方法も変わるため、シミのタイプを知らずにケアをすると、効果のない対処をしてしまったり、逆効果の対処をしてしまう可能性があります。
まずは、自分のシミがどのタイプかをしっかり把握しましょう。
8種類のシミ
シミにはいくつかの種類がありますが、主に8種類に分けることができます。
一つ目は肝斑です。肝斑は、ホルモンバランスの崩れにより出来るシミで、額から頬、顎まで広範囲に左右対称に出来ます。女性ホルモンの乱れによって出来ることが多いと言われています。
二つ目は炎症性色素沈着です。これはニキビ跡にできるシミで、炎症が原因であるため、脱毛や肌荒れの後にも出来ることがあります。
三つ目は老人性色素斑です。これは紫外線を受け続けたことによるシミで、紫外線の当たりやすい頬骨のあたりに現れることが多いと言われています。
四つ目は雀卵斑です。これは一般的にそばかすと呼ばれるシミで、遺伝による影響が強く、肌の白い人に多く見られる傾向があります。
五つ目は太田母斑です。これは通常のシミより深いところに出来るシミで、目の周りや頬に現れやすく生後1年以内に出現することが多いと言われています。
六つ目は脂漏性角化症です。これは老人性色素斑が進行した良性の腫瘍で、時間が経つとイボのように盛りあがり、自力での対処が難しくなります。
七つ目は摩擦黒皮症です。これはタオルや衣類の摩擦で出来る黒っぽいシミで、気付かずに進行する場合が多く、気付いた時には深いシミになっていることが多いと言われています。
八つ目は花弁状色素斑です。これは強い紫外線を受けた際に出来る、花弁のような形のシミで、主に欧米人に多くみられますが、日本人でも出来る場合があります。
タイプを知ったら対処を
日本人が悩まされることの多いシミは、肝斑、炎症性色素沈着、老人性色素斑の3種類です。この3種類のシミに効果的なのはハイドロキノン配合の美白化粧品です。ハイドロキノンは市販の化粧品にも含まれているものがありますが、肌への負担が心配な方や、より強い効果を期待される方は皮膚科を受診すると良いでしょう。
皮膚科では自分に合ったものを処方してくれますので、より早い改善が期待できます。