女性の若白髪撃退! 白髪が気になったらやるべき5つの対策
公開日:2019/10/01 / 最終更新日:2022/05/19
20代、30代のうちから白髪に悩まされていませんか? 若白髪があると年齢より老けて見られてしまいがちなので、特に美容を気にする女性には大きな問題となるでしょう。
そこで、若白髪ができる原因や気になったら行うべき対策5つをご紹介します。
■若白髪はどうしてできる?
・白髪ができるメカニズム
髪の毛は生まれたばかりの時は無色ですが、色素細胞が生成したメラニン色素によって色が付くことで、黒や茶色の髪の毛になります。
白髪は何らかの原因で色素細胞を生成する色素幹細胞が機能せず、色素細胞の中にあるメラニン色素が不足してしまうことで生まれます。
・若白髪の原因
【遺伝】
若白髪の原因として挙げられるのは、遺伝やストレス、栄養不足や睡眠不足といった生活習慣です。
若白髪の主な原因とされているのが遺伝です。医学的に解明はされていませんが、色素細胞の量やメラニン色素の色は遺伝が関係しているとされています。
【ストレス】
人はストレスを感じると自律神経の乱れにより血流が悪くなるため、十分な栄養が髪の毛に届かなくなります。また、色素細胞はストレスに弱いとされており、ストレスによりメラニン色素を生成できなくなってしまいます。
【栄養不足】
偏食やダイエットによる栄養不足は、身体だけでなく髪の毛にも悪影響を与えます。栄養不足により色素細胞にまで栄養が届かず、髪が着色されないまま生えてしまう可能性があるのです。また、髪の毛に必要なビタミン類やミネラルが不足してしまうことで、若白髪だけでなく髪質の悪化や抜け毛にもつながります。
【睡眠不足】
髪の毛の成長にも関わっている成長ホルモンは若い時は多く分泌されていますが、睡眠不足が重なったり質の良くない睡眠をとったりしていると、分泌がうまく行われません。ホルモンのバランスが崩れることで若白髪が出てしまいます。
上記以外にも病気が原因で若白髪になっている可能性もあるため、心配な場合は医師の診察を受けることをお勧めします。
■若白髪予防・改善方法
1.規則正しい生活
早寝早起きを心掛けて規則正しい生活をすることは、自律神経の働きを整えることにつながります。睡眠は7~8時間は確保するのが理想です。
また起床時にしっかりと朝日を浴びることは、体内時計がリセットされて内臓の働きや代謝にエンジンがかかり始めるので、血行促進にも効果的です。
2.食生活
髪の毛の色の元となるメラニン色素を作り出すのが色素細胞ですが、この働きが正常であるためには、良質なビタミンやミネラルが欠かせません。また、髪の毛の主成分であるたんぱく質も必要です。
緑黄色野菜や大豆は若白髪の予防に効果的な食べ物です。栄養バランスが偏らないようにバランスよく摂取しましょう。
3.マッサージ
両手の指を広げ、頭を包み込むようにして指の腹で優しく頭皮マッサージを行い、血行を促進しましょう。お風呂で身体が温まっているときにマッサージを行うと、より効果的です。若白髪だけでなく、抜け毛やフケなどといった頭髪トラブル改善にもお勧めです。
4.外側ケア
白髪の本数が少ない場合は、抜くのではなく根本からカットしましょう。本数が多い場合は、カラーリングに比べてダメージの少ない白髪染めシャンプーを使用するのがお勧めです。
また、育毛剤を使用し必要な栄養を補うのも効果的です。頭皮のコンディションを整えることで、白髪が生えづらくなる効果を期待することができます。
若白髪は身体内面からの影響が大きく関係しています。生活習慣を見直したりストレスを解消したりして、若白髪を改善、予防しましょう。中には病気が原因となっている場合もあるので、気になった時は専門機関に相談してみましょう。