いつやるのが効果的? トレーニングを行う時間帯
公開日:2019/08/08 / 最終更新日:2022/05/19
ここ数年、食事制限だけでなく、筋トレやストレッチを行いダイエットしているという女性が増えています。せっかくトレーニングを行うのであれば、効率良く動いて効果を感じたいですよね。
今回は、より高い効果を感じるためのトレーニングの頻度や時間帯についてご紹介します。
トレーニングを避けるべき時間帯
トレーニングを毎日行っているという方は週に何回、どの時間帯に行っていますか。間違った時間帯にトレーニングを行って体調不良を起こしたりしないようにしましょう。
【起床直後】
トレーニングを行う場合、十分なエネルギーを摂って体を温めておくことが大切です。朝起きてすぐの体が十分に温まっていない状態でトレーニングを行うと、心拍数や血圧が上昇しやすく、心臓への負担も大きくなります。
【就寝直前】
トレーニング後は心拍数が上がり、交感神経の働きが活発になります。心身ともに興奮状態となるためなかなか寝付けず、結果的に睡眠の質が低下します。十分に疲労をとるためにも、寝床につく1時間前までにはトレーニングを済ませておきましょう。
【食後】
体内の血液が内臓に集まる食後にトレーニングを行うと、胃腸へ十分な血液の循環が行われず消化不良を起こしたり、気分が悪くなったりする恐れがあります。筋肉へも十分な血液が行き渡らないため、トレーニングの効果も期待できません。
【空腹時】
体内のエネルギーが不足している極端な空腹時にトレーニングを行うと、体内に不足している糖分の代わりに筋肉を分解してエネルギーにしてしまいます。トレーニングを行う30分~1時間前に消化の良いバナナやゼリーなどを食べておくのがお勧めです。
部位別に鍛えて効率の良いトレーニングを
効率良くトレーニングを行う上で大切なことは、筋肉を鍛えたら十分に休ませてしっかりと回復させることです。トレーニングによって損傷した筋肉はしっかりと回復させることで成長します。トレーニング後の筋肉は48~72時間休ませるようにしましょう。トレーニング初心者の方は週に2~3回のペースでトレーニングを行えば十分です。また、トレーニングの時間帯は昼食から3時間以上空いた16~19時に行うのが理想的です。
トレーニング上級者の方や全身の筋肉をまんべんなく鍛えたい方、毎日トレーニングを行い方にお勧めなのは、あらかじめ鍛える部位を決めて曜日別にトレーニングするという方法です。例えば月曜日は背中、火曜日は下半身、水曜日は腹筋、というふうに鍛えれば、前日に鍛えた部位の筋肉を休ませながらほかの部位を鍛えることができます。
トレーニングはやみくもにやるのではなく、頻度や時間帯、体調を考慮して行うことでより高い効果を実感できます。
理想の体型を目指して効率的にトレーニングを行いましょう。