掻くのはNGだから知っておきたい。ニキビが痒いときの対処方法4つ
公開日:2019/08/04 / 最終更新日:2022/05/19
ニキビができると、まれに痒みを感じることはありませんか? 痒みに負けて掻きむしると、ニキビが潰れて炎症が悪化し、治りにくくなってしまいます。
さらに症状が悪化した場合、色素沈着やクレーター状のニキビ跡ができる原因にもなってしまいます。ニキビを早くキレイに治すために、痒いときの上手な対処方法をご紹介します。
ニキビが痒いときの対処法①:一時的に軽く冷やす
ニキビが痒いときは、一時的に冷やすと痒みを抑えることができます。血管が収縮することで、痒み成分が運ばれるのを遅らせることができるのです。
ただし、氷や保冷剤を直接当てたり、長時間冷やしたりすると、かえってニキビに刺激を与えてしまいます。冷蔵庫で冷やした清潔なタオルを、1分ほど軽く当てる程度にしましょう。
ニキビが痒いときの対処法②:コットンパックをする
コットンパックも、肌を冷やしてニキビの痒みを抑える効果が期待できます。抗炎症作用のある化粧水、もしくは精製水をコットンに含ませて、それを1分ほど痒みが気になる部分に乗せておきましょう。この場合も、長く乗せておくと刺激や乾燥を招くことがあるので、短時間に留めることが大切です。
ニキビが痒いときの対処法③:保湿をする
ニキビが痒くなる原因の1つに、肌の乾燥が挙げられます。肌が乾燥するとバリア機能が低下するため、ちょっとした刺激にも痒みを感じやすくなるのです。
炎症が起きていないニキビがかゆい場合は乾燥が原因の可能性が高いので、肌を清潔にしたら、保湿剤を塗るようにしましょう。敏感になっている肌には、『薬用アクアコラーゲンゲル スーパーセンシティブ』などの低刺激な保湿アイテムがお勧めです。
ニキビが痒いときの対処法④:清潔に保つ
汗をかいたまま放置すると、雑菌が繁殖してニキビにも痒みが出やすくなります。汗をかいたらなるべく早く洗い流して、肌を清潔に保つようにしましょう。
ただし1日に何度も洗浄剤を使うと、肌のバリア機能が低下してしまいます。洗顔は朝と晩の2回まで、入浴は夜の1回のみが適切です。日中に汗をかいたときは水でさっとすすぎ流すか、ティッシュなどでポンポンと優しく拭き取るだけにしましょう。
ニキビの痒みが収まらないときは美容皮膚科へ
どうしても痒みが収まらないときは、ニキビ以外の皮膚炎や菌の繁殖が関係している可能性も考えられます。セルフケアを続けると症状の悪化を招くこともあるので、早めに美容皮膚科へ相談することをお勧めします。
痒みがあると、いついかなるときも気になってしまうもの。ニキビの悪化を引き起こすだけでなく、精神的不安を招く原因にもなりますから、正しい対処で痒みの沈静化を図りましょう。